住宅用太陽光発電のパワコンが故障したため蓄電池の導入を計画
昨年の暮れに、宇治市にお住いのO様より太陽光発電が止まっているので、点検してほしいとのことで、ご依頼を頂きお伺いしました。
太陽光発電は住宅を購入した時にすでに設置済みで「サンヨー製」の「パネル3.2㎾とパワーコンディショナー」購入されて16年になるとの事です。
太陽光発電システム障害
太陽光発電システムの構成は、太陽電池モジュールと接続箱とパワーコンディショナーの3つだけです。
太陽電池モジュールは1系統に複数枚のモジュールを直列接続していきますので、1枚に障害がおこると系統全体の発電量に大きく影響を及ぼします。
太陽光発電システムの故障個所別割合を見ると
出力制御 1%
配線不良 3%
モジュール交換 15%
パワコンの交換・修理 25%
太陽光発電システムで故障率トップはパワーコンディショナーです。
モニター画面を見ると全く発電量が出てません、お伺いしたのは11時で、天気は晴れてます。
パワーコンディショナー機器を点検したところ発電量は0。稼働時の音もありませんでした。
発電中は常に稼働しているため負荷がかかりやすい機器です。
太陽光発ブレーカーもONの状態でしたので、パワーコンディショナーの「故障」と判断しました。
O様よりパワーコンディショナーの交換を希望されましたので、「補助金制度」を活用した「蓄電池システム」のご提案させて頂きました。
太陽光発電の自立化に向けた家庭用蓄電池導入事業
経済産業省はこの事業に平成30年度要求額を
84億円要求しています。
背景・目的
・温室効果ガス排出量の削減目標達成に不可欠な再生可能エネルギーについては更なる導入が不可欠。
・他方で、平成31年度から固定価格買取制度(FIT)の買取期間が終了する住宅用太陽光発電が出現(平成31年度に約200万㎾)
・このFITの買取期間が終了した住宅用太陽光発電設備に対して、家庭用蓄電池や蓄電設備の設置を支援し、太陽光発電の自家消費を促すことで、継続的な太陽光発電の使用を通じてエネルギー起源CO2の排出削減の推移を図る。
事業概要
・住宅用太陽光発電設備(10㎾未満)が設置されている新築又は既築の住宅に
①一定の要件を満たした家庭用蓄電池
②蓄電池と合わせて導入する蓄熱設備を設置する世帯に対し設備費と工事費の一部を補助。
要件:①家庭用蓄電池
・通信規格「ECHONET Lite」対応、
かつAIF認証取得
・グリーンモードのみの蓄電池の運転
(自家消費促進、FIT賦課金抑制)
②家庭用蓄熱設備
・冷媒に自然冷媒等を用いている設備
・家庭用蓄電池と合わせて導入する設備
・通信規格「ECHONET Lite」対応、
かつAIF認証取得
事業スキーム
補助対象 :非営利法人
補助割合 :定額
間接補助対象:戸建住宅を新築・改修する者
補助率等:①設備費:定額(3万円/KWh、
上限1/3)
工事費:定額(上限5万円/戸)
②設備費及び工事費合わせて定額
(上限:5万円/戸)
事業実施期間:平成30年度~平成31年度
期待される効果
・家庭用蓄電池の普及により、再生可能エネルギーの自家消費
に対するインセンティブを提供することで再生可能エネルギー普及拡大を図りFITの買取期間終了後における、段階的な家庭部門のCO2排出削減を図る。
*平成31年度からFITの買取期間が終了する中、住宅用太陽光発電設備等から創り出す再生可能エネルギーの用途を「売却」から「自家消費」へと切り替える。
今後の進め方
今回の予算執行時期は平成30年4月以降です。84億円の低予算のため、新築購入時に太陽光発電システムと蓄電池を導入される方だけで、ほとんどの予算を消化されると予想されます。
O様より、「早めにEテックスで申請の準備をお願いします!」とご依頼を頂きました。
申請が受理されれば設備費
(3万円/KWh)×5.6KWh=168,000円
工事費 50,000円
合計218,000円
さらに、平成29年度は、多くの各都道府県や市町村で多額の補助金が設定されましたので、こちらの情報も収集してまいります。
O様邸のエネルギーは、わが家でつくり(自産)わが家で消費する(自消)の理想的な暮らし方。
Eテックスは、そのお手伝いを全力でサポートさせていただきます。
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