2026年度エコキュート補助金「給湯省エネ2026事業」決定

エコキュートの補助金が2026年も継続で行われることが閣議決定されました。

主なポイントは以下の通り

2026年のエコキュート補助金の主なポイント

補助金は最大12万円

  • 基本要件を満たす機種:7万円
  • 加算要件を満たす機種:10万円
  • 電気温水器を撤去してエコキュートを設置する場合:2万円を加算

※令和7年11月28日以降に着手した工事が対象

基本的な内容は、これまでと同じ、対象要件を満たすエコキュートを設置すると補助金を受けれます。

各メーカー、補助金の要件を満たす機種でラインナップを絞っていてきているので、ほぼ全機種エコキュート補助金の対象になります。

(一部、対象外の機種もあるので、設置前に必ず確認が必要です。例:床暖房一体型エコキュートなど)

昨年度のエコキュート補助金との変更点

基本内容は、同じですが、補助金額が少し少なくなりました。

  • 25年:A要件:10万円➡「26年:7万円
  • 25年:A&B要件:13万円➡「26年:10万円
  • 25年:電気温水器を撤去:4万円加算➡「26年:2万円加算

国としては、よりたくさんの家庭で補助金を活用できるよう、1件当たりの補助金額を引き下げたようです。

2026年エコキュート補助金(給湯省エネ2026事業)の変更点

エコキュート補助金の基本要件(7万円)を満たす機種とは?

2026年度はエコキュートのカタログに載ってるほとんどの機種は7万円の補助金になります。

具体的には、現在のエコキュートのパンフレットでA要件と記載されている「10万円」の補助金の設定がされてる機種が、2026年度からの基本要件を満たす機種となります。

ただ、2025年度が「10万円」の補助金を受けれた機種が、2026年度は補助額は「7万円」になりますので、ご注意下さい。

例えば、パナソニックのVシリーズ、Bシリーズなど、6万円の補助金対象になっていた機種は、2026年度からは補助金は受けれない予定です。

エコキュート補助金の加算要件(10万円)を満たす機種とは?

2026年度はエコキュートのカタログの中で、特に省エネな上位機種が10万円の補助金になります。

こちらも、現在のエコキュートのパンフレットでA&B要件や、おひさまエコキュートなど、「13万円」の補助金の設定されてる機種が「加算要件を満たす機種」になります。

  • パナソニック:JPシリーズ
  • 三菱:Sシリーズ(薄型除く)、Pシリーズ
  • ダイキン:Xシリーズ

などです。

主に各メーカーの最上位機種が、加算要件を満たす機種となり、「10万円」の補助金を受けれます。

電気温水器の撤去加算(2万円)とは?

電気温水器を撤去して、エコキュートを設置する場合には、先ほどまでの7万円~10万円の補助金に追加で2万円の補助金が出ます。

というのも、電気温水器はエネルギー(電気)をたくさん使う機器ですので、国としては、エネルギー削減のために、より積極的に省エネなエコキュートに切り替えて欲しいためです。

使う側にとっても、エコキュートにすることで、光熱費は約1/3になり、補助金も2万円加算されるので、この補助金を活用して、エコキュートを導入するのオススメです。

エコキュート補助金の申請はどうするの?

エコキュート補助金は、2025年度と同様であれば、当社のような補助金事業者(販売店)が申請を行います。

お客様には、共同実施規約という専用書類と、請負契約書への記入と本人確認書類をご準備いただくぐらいで補助金の申請は可能です。

その他の書類準備、申請処理などは、こちらで行いますので、ご安心下さい。

ただ、全ての工事会社が申請できるわけではなく、エコキュート補助金の申請者として登録している会社でしか申請はできません。

個人の水道や電気工事店など、補助金事業者として登録してない場合もございますので、ご注意下さい。DIYも不可です。

Eテックスは、これまでも補助金申請の登録業者として、滞りなく全ての申請を行っていますので、安心してご相談下さい。

補助金申請は工事完了後に行いますので、事前の交付申請などは必要ありません。

(※予約申請は可能)

エコキュート補助金の申請期限はいつまで?

例年通りにくと、2026年度のエコキュート補助金の申請は、おそらく2026年12月31日までか、予算が無くなり次第終了です。

予算の終了に関して、参考にしておきたいのが、2025年の動向です。

2025年度は12月1日時点で、エコキュート補助金の予算は95%終了。

予算に対する補助金申請額の割合|給湯省エネ2025事業

そして、2025年度は電気温水器の撤去加算は10月29日で終了しています。

撤去加算の予算に対する補助金申請額の割合

補助金額が減って、より多くのご家庭で利用できる見通しではありますが、年末には予算が無くなる可能性が非常に高いので、お早目のご検討がオススメです。

特に、電気温水器の撤去加算は、5万➡4万➡2万と徐々に金額が減ってきていますので、再来年度は、さらに減額、もしくは無くなる可能性もあるので、15年以上電気温水器をご使用の方は、なるべく早くご検討いただいた方がよいと思います。

エコキュート補助金はいつ入金されるの?

エコキュートの補助金は2パターンの活用方法があります。

①工事代の支払いにそのまま充当(工事代から補助金額を引く)

②後日、工事会社から補助金を入金してもらう

一般的な補助金と違い補助金は工事会社に入金されます。

そのため、工事完了時に、そのまま支払いに補助金額を差し引く形で、充当することも可能です。

通常だと、3~4ヶ月遅れて、補助金が入金されるところ、支払いにそのまま活用できるので、出費を抑えることができます。

①と②の方法をどちらを選ぶかは、工事会社と取り決めにより決まります。

Eテックスでは、お支払いのご負担を減らせるように、①の工事代から差し引く方法を採用しています。

エコキュート補助金に関することはEテックスにお気軽にご相談ください

およそ、大切な部分を中心にエコキュート補助金についてのご説明でした。

ただ、補助金は初めての方には、とても難しいです。

どんな機種が対象か、エコキュートをどうやって選べばいいか、まだまだ疑問も多いかと思います。

エコキュートに関することでしたら、京都府城陽市で地元密着で自社施工を行っているEテックスにお気軽にご相談下さい。

(主なご対応エリアは京都府南部です。)

Eテックスは施工品質など厳しい審査基準を認められた関西電力グループ認定の「eショップ」「はぴeスマイル店」です。

かんでんeショップ
はぴeスマイル店

お伺いでのご説明も可能ですし、まずはLINEでご相談でも、もちろんOKです。

LINEであれば設置状況の写真や型番など送っていただけるとスムーズにご対応できます。

もちろん、お電話(今はAI電話で受付後に折り返しのお電話)や、問合せフォームからのご相談も可能です。

LINEでお気軽相談

さらに詳しく確認したい方は下記の「経済産業用からのエコキュート補助金に関する発表内容」をご参照ください

経済産業省(資源エネルギー庁)から発表されている内容は以下の通りになります。

(※エコキュート以外にも、ハイブリッド給湯器、家庭用燃料電池の内容も含まれています。)

引用元:給湯省エネ2026事業(令和7年度補正予算案「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」)について

給湯省エネ2026事業(令和7年度補正予算案「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」)について

1.事業内容

本事業は、消費者等による高効率給湯器の導入を促進する取り組みに係る設備の導入に要する経費の一部を補助する事業です。

2.対象製品要件

以下の種別に応じた性能を有する高効率給湯器。

以下は基準となる条件であり、3.補助額 のとおり性能に応じて追加で補助額の区分を設ける。

① ヒートポンプ給湯機
 エネルギーの使用の合理化及び非化石エネルギーへの転換等に関する法律施行令(昭和54年政令第267号)第18条第26号に掲げる電気温水機器であって、原則、「電気温水機器のエネルギー消費性能の向上に関するエネルギー消費機器等製造事業者等の判断の基準等(平成25年3月1日経済産業省告示第38号)」1(2)に規定する表における区分ごとの基準エネルギー消費効率以上の機器であること。
また、インターネットに接続可能な機種で、翌日の天気予報や日射量予報に連動することで、昼間の時間帯に沸き上げをシフトする機能を有するものであること、又は、おひさまエコキュート。

 なお、「おひさまエコキュート」については、おひさまエコキュートに適した測定方法が確立されていないため、上記の基準エネルギー消費効率を満たしていないものも対象とする。

② ハイブリッド給湯機
 一般社団法人日本ガス石油機器工業会の規格(JGKAS A705)で、年間給湯効率が108.0%以上のもの。
また、インターネットに接続可能な機種で、昼間の再エネ電気を積極的に自家消費する機能を有するものであること。

③ 家庭用燃料電池
 一般社団法人燃料電池普及促進協会(FCA)の製品登録に必要な要件を満たしたもの。
また、インターネットに接続可能な機種で、昼間の再エネ電気を積極的に自家消費する機能を有するものであること。

3.補助額

高効率給湯器の導入

 補助額は定額。2.対象製品要件の①~③で補助額は異なり、更に性能に応じて補助額を加算する。いずれの要件にも該当しない場合は、基本要件の補助額とする。

なお、補助上限台数は、「戸建住宅:いずれか2台まで 共同住宅等:いずれか1台まで」とする。

① ヒートポンプ給湯機

● 基本要件を満たした場合の補助額:7万円/台

● 加算要件を満たした場合の補助額:10万円/台

 基本要件の機種と比べて、5%以上CO2排出量が少ないもので、2025年度の目標基準値(JIS C 9220 年間給湯保温効率又は年間給湯効率(寒冷地含む))+0.2以上の性能値を有するもの。

② ハイブリッド給湯機

● 基本要件を満たした場合の補助額:10万円/台

● 加算要件を満たした場合の補助額:12万円/台

 基本要件の機種と比べて、5%以上CO2排出量が少ないもので、一般社団法人日本ガス石油機器工業会の規格(JGKAS A705)に基づく年間給湯効率が116.2%以上のものであること。

③ 家庭用燃料電池

● 基本要件を満たした場合の補助額:17万円/台

 ※それぞれの補助額に該当する具体的な対象設備は後日公表予定。

高効率給湯器の導入と併せた蓄熱暖房機または電気温水器の撤去

 高効率給湯器の導入と併せて蓄熱暖房機または電気温水器を撤去する場合、以下の加算措置を行う。
 当該加算措置については、加算措置としての予算額を設定した上で実施予定。 予算額に達し次第、当該加算措置は終了する。

① 蓄熱暖房機の撤去:4万円/台(上限2台まで)

② 電気温水器の撤去:2万円/台(高効率給湯器導入により補助を受ける台数まで)

※エコキュートの撤去は加算対象となりませんので、ご注意ください。
※蓄熱暖房機等の撤去により、ご契約の電気料金メニューが変更となる可能性があります。詳しくは、ご契約の電力事業者にお問い合わせください。

4.主な条件

● 令和7年11月28日以降に工事に着手したものが対象

 ※対象設備や補助スキームの詳細は追って公表予定

 ※申請に必要となる書類は令和6年度補正事業と同様になる見込み(工事前写真など)

5.昨年度からの変更点

● インターネットに接続可能な機種で、昼間の再エネ電気を積極的に自家消費する機能を有することを要件化

● 執行状況等を鑑みて、各種補助額を見直し

6.その他

※給湯省エネ2025事業(令年6年度補正予算)で補助金の交付を受けた給湯器は、本事業では補助対象として取り扱われません。

※原則として、本事業と補助対象が重複する国の他の補助制度との併用はできません。(【例】新築住宅を建てられる際に、みらいエコ住宅2026事業による支援を受けた場合、みらいエコ住宅2026事業では給湯器も含めた新築住宅について補助しているため、本補助金の併用はできません。)

※本事業とワンストップでの対応を予定している「みらいエコ住宅2026事業(国土交通省、環境省)、断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業(環境省)、既存賃貸集合住宅の省エネ化支援事業(経済産業省)」については、補助対象が重複しなければ併用が可能です。

7.参考資料

高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金の概要

2026年エコキュート補助金(給湯省エネ2026事業)の概要 (2)
2026年エコキュート補助金(給湯省エネ2026事業)の概要 (3)
2026年エコキュート補助金(給湯省エネ2026事業)の概要 (4)
2026年エコキュート補助金(給湯省エネ2026事業)の概要 (1)

三菱エコキュートの補助金対象機種(補助金額別)

三菱の2025年12月現在の補助金対象機種は以下の通りです。

一般地では、高機能タイプのP、Sシリーズが加算要件を満たすので「10万円」。

(薄型、550Lは7万円)

スタンダードなVシリーズが7万円となっています。

26年度給湯省エネ補助金 
26年度給湯省エネ補助金速報 三菱

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