太陽光発電が故障して使えない
急にタイトルのような「太陽光発電が故障して使えない」といった症状が現れることがあります。
先日、お伺いさせていただいた宇治市のM様邸はまさにそのような状況でした。
三洋製の太陽光発電を設置されていたM様。(他社様により設置)
約13年お使いのある日・・・急に変な音がして太陽光のパワーコンディショナーが止まったのです。
見た目ではパワーコンディショナーには特に異常はなさそう。
メーカーさんに点検してもらうと、パワーコンディショナーではなく外についてる接続箱で異常が発見されました。
接続箱を点検するためにフタをあけると・・・
ザーッ!
中から水が出てきたのです。
水が侵入し中の電子機器が故障。
結果的に太陽光パネルで発電した電気を接続箱からパワーコンディショナーに送ることができなくなり、「太陽光発電が故障して使えない」状態となっていました。
原因は配線工事の不備
原因は、太陽光パネルから接続箱までの配線の施工に不備がありました。
屋根からの配線ケーブルを保護管に入れて、接続箱につなぎこむのですが、万が一、水が侵入した場合のために水抜き穴というのを開けておく必要があります。
その穴がないため、ジワジワとたまった水が接続箱に侵入し、故障してしまったという訳です。
一番のポイントはそもそもケーブルの中に水が入らないようにしておくのが第一です。
ですが、万が一、なんらかの原因で水が侵入した場合の対策も必要です。
M様邸は太陽光発電の故障をきっかけに「蓄電池システム」へとバージョンアップすることになったのですが、その際に、万が一水が侵入した場合の対策も合わせて行わせていただきました。
それが、「水抜き穴」というものです。
こうやって、水抜き穴を作っておくことで万が一侵入してしまった水も穴からポタポタと流れ落ちてくれます。
これで、今後同じような事象で「太陽光発電が故障して使えない」ということはなくなりました。
そして、「接続箱の修理」と「太陽光の売電終了」という問題も蓄電池システムにバージョンアップすることで解決しました。
太陽光パネルは20年~30年と使っていただけるものです。
高寿命であり、耐久性の高い太陽光パネルに比べて、機械部分の接続箱、パワーコンディショナーは故障のリスクも多少あります。
高寿命の商品でも、工事の品質がともなっていないと結果的に故障につなってしまいます。
今回にような施工に起因する故障のないよう適切な工事を心掛けていきたいものです。
「太陽光発電が故障した」「パワーコンディショナーが動かない」といった場合には、外についてる機器の不具合も考えられます。
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