「JH-WB1711」シャープ屋内用蓄電池6.5Kwh 設置工事
ご覧いただきまして誠にありがとうございます。Eテックスの武智です。
城陽市D様邸で、シャープの屋内用蓄電池6.5KWh「JH-WB1711」の設置工事をさせていただきました。
D様邸は、もともと太陽光発電システムを設置されています。
今回、災害時の停電対策のために蓄電池を導入いただきました。蓄電池は各メーカーありますが、シャープの太陽光発電を設置されているということもあり、同じシャープの蓄電池をお選びいただきました。
蓄電池は屋内用の6.5KWh。
満充電の状態なら、停電してもこれだけの機器を使うことができます。
蓄電池を設置するのに必要な工事は、
- 蓄電池の設置
- パワーコンディショナーを蓄電池対応のハイブリッドパワーコンディショナーに取替
- モニターの取替、移設
- 停電時にも使用できるコンセントなどの配線工事
となっています。
屋内用 6.5KWh蓄電池 JH-WB1711
ハイブリッドパワーコンディショナー JH-55JT3
電力モニター JH-RWL7Z
停電時にも蓄電池からの電気が使えるように配線
クラウドHEMS
工事は一日で完了。
停電時も自動的に蓄電池の電気に切り替わるので難しい操作は必要ありません。これで万が一の停電の時も安心してお家で過ごしていただくことができます。
「停電してるのに、うちだけ電気ついてたら近所の人が集まってくるかもしれんね(笑)」
なんて笑い話をしていたのですが、本当に緊急時に電気の余力があればご近所さんを助けることもできますね。
D様、蓄電池の設置工事ありがとうございました。
パワーコンディショナーを蓄電池対応のハイブリッドパワーコンディショナーに取替
D様邸は太陽光発電を設置されていますので、すでに太陽光発電用のパワーコンディショナーが設置されています。
右上にあるのがシャープの5.5KWパワコン、「JH-G1C4P」です。
太陽光用のパワコンをハイブリッドパワコンに取替えするのですが、ブレーカーの容量が30Aから40Aへ変更になります。
家のおおもとの配線ともつながっていますので、停電をさせていただいてブレーカの交換をします。
配線のつなぎ替え、ハイブリッドパワコンへの取替をさせていただきました。
接続後は締め付け確認。2人の作業員で2重チェックします。
ちなみに、もともとの太陽光の設置業者さんが「アース工事」をされていませんでした・・・
太陽光パネル用、パワコン用のアース工事も新たにさせていただきました。
(延長保証にはアース工事の有無を記載するところがあるので、記載している部分はきちんと工事する必要があります。)
パッと見はパワコンは形状も大きさも同じですので変わったように見えませんがハイブリッドパワコンへ取替えています。
シャープのハイブリッドパワーコンディショナー5.5KW「JH-55JT3」です。
停電時の出力が従来品の1.5KWから2.0KWにアップしたのが特徴です。
屋内用蓄電池6.5kWh「JH-JB1711」の設置工事
蓄電池は屋内用を設置させていただきました。
設置場所は物入スペースです。
パワーコンディショナーから蓄電池まで専用の配線が必要になります。
D様邸は平屋ですので、屋根裏に上がらせていただいて配線作業をさせていただきました。
押入れから天井裏に入ります。
足元に注意しながら配線作業
ちょうど蓄電池の設置位置まで入っていくことができましたので、こちらから配線をおろします。
押入れスペースの上まで配線を持ってくることができました。
本体は現場で組み立てになります。
まずは仮の位置決めをします。
まずは、本体を床に固定。
ネジで4ヶ所固定するので下地がしっかりしている必要があります。
リチウム電池と、配線基板を組み立てます。
蓄電池らしくなってきました。
接続した配線は作業者と、別のもう一人で2重で締め付け確認をします。
特に重要な部分のヒューマンエラーを防止するためです。
天井裏からの配線は屋内用のダクトカバーに入れさせていただいて設置完了です。
停電時も使用可能な専用コンセントの工事
蓄電池を設置する最大のメリットは「停電時の非常用電源」の活用です。
もし、停電が発生しても蓄電池から電気を送れます。
今回、シャープの新型パワコンに変わったことで停電時(自立運転)の時に2.0KWの電気が使えるようになりました。
といっても、使いすぎると残量がすぐに減ってしまったり、容量オーバーするとブレーカが落ちます。
ある程度おさえつつ安心して生活していただけるように、「冷蔵庫」「照明1ヶ所」「コンセント1ヶ所」に専用の配線工事をさせていただきました。
工事前の状態です。
太陽光のモニターが勝手口に上にあり、操作も大変でしたので、インターホンの下にモニターも移設します。
作業前に養生をして、床を傷つけないよう、汚さないように毛布をひいています。
こちらも天井裏から配線させていただきました。
モニターを移設、下のシルバーのが蓄電池からも電気が送られてくるコンセントです。
普段ももちろん使えます。
そして、停電してもここには電気が供給されます。
D様にもわかりやすいように、シルバーのプレートで区別して、シールでも明示しています。
照明も同じように、下側のスイッチの照明は停電しても電気が点くようになっています。
冷蔵庫の上にも新しくコンセントを設置。
こちらも停電時に電気が供給されるので食品を腐らせる心配がありません。
モニターも移設 蓄電池の表示ができる「JH-RWL7Z」です。
もともとモニターがあった場所はめくらプレートでフタをさせていただきました。
切替えスイッチ、ブレーカの取付け工事
家の中の分電盤周りでも工事をさせていただきました。
こちらは切替スイッチと、先ほどの停電時も使用可能な配線用のブレーカの取付けです。
左についてるのは地震があった際に電気を自動で遮断する感震ブレーカです。
感震ブレーカの板を大きいものに変えさせていただいて、間に切替えスイッチを取付けさせていただきました。
この「切替スイッチ」はメンテナンス時に電気を切り替えるものですのでお客様に普段触っていただくことはないのですが、蓄電池を設置する際には必要になります。
工事後はこのようになりました。
こちらも天井裏から配線できましたので工事前とほとんど変わらずキレイに仕上がりました。
停電時には蓄電池から電気を送れるので安心
全ての設置工事が完了後に試運転をさせていただきました。
停電が起こったと想定してブレーカーを落とします・・・
この日はまだ日が照っていたので、太陽光で発電した電気でまかなえている状態でした。
発電は0.24KW。
まずは、必要な分として家で0.10KW消費。
残りの0.14KWは蓄電池に充電していました。
このように、もし停電が長引いても太陽光から蓄電池に充電できるので、長期の停電も安心です。
もちろん、先ほど配線したコンセントにもちゃんと電気がきています。
これで、停電時も冷蔵庫、照明、コンセントには電気が供給されます。
通常は手動で蓄電池の運転を切り替えますが、今回は「停電すると自動で自立運転に切り替わる」という設定にしています。
操作が心配な方は、自動切替も選べますので安心ですね。
D様、蓄電池工事のご依頼いただき誠にありがとうございました
これまでにたくさんのご依頼いただいてるD様。
今回も、
「いいようにしてください。お任せしていますから!」
と、おっしゃっていただきながら、ご相談をして、停電時に困らないよう、安心していただけるよう、電気の配線など選ばせていただきました。
停電が起こるような災害はない方がいいのですが、「蓄電池つけといてもらってよかったわ」と喜んでいただけると嬉しいですね。
今後も点検やアフターフォローをしっかりで長いお付き合いを続けさせていたけますと幸いです。
D様、蓄電池の設置工事のご依頼いただき誠にありがとうございました。
蓄電池の設置とあわせて太陽光の点検もさせていただきました
お気軽にご相談ください
太陽光発電・蓄電池・オール電化「売りっぱなし撲滅!」を胸に創業21年施工実績5,000件以上のお客さま満足度NO.1の会社です。
資格を持ったスタッフによる現場調査、施工、アフターも全て自社施工で喜んでいただいています。
延長保証・工事保証。複数メーカーのお取扱いをしています。
LINE、メール、TELなどお気軽にご相談下さい。