太陽光パネルが割れて発電できなくなった!火災保険で復旧工事

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地元密着、施工実績5,000件以上!京都府城陽市のEテックスの武智です

宇治田原町のN様邸で太陽光パネルの取替工事をさせていただきました。

今回の工事のポイント

  • 太陽光パネルが自然災害で割れる
  • 火災保険で申請
  • お客様のご負担なく、全面一新で交換

キッカケは「太陽光パネルの破損」

割れて発電しなくなった

強風での飛来物か、鳥などが落とした落石か・・・

太陽光パネルが2枚割れました

N様の火災保険の内容をご確認し、風災(または外部からの飛来物)ということで火災保険にて申請。

風災

約20年前の太陽光パネルということで代替え品もないので、全て新しい太陽光パネルに交換に。

火災保険の申請も受理され、お客様のご負担もなく、太陽光の復旧することができました。

今回、せっかく足場を立てるということで、同時工事で屋根の葺き替えと雨樋の交換もさせていただきました。

屋根は「土葺き」から「軽量な乾式」の屋根に葺き替えたので、耐震性もアップし、より安心なお住まいになりました。

火災保険は申請の仕方によって、保険会社の認定内容が大きく変わってきます。

保険申請については保険代理店は何も教えてくれないことがほとんどです。

そのため保険申請を熟知した施工会社に相談することがとても重要です。

適切な申請を行わないと、自費負担が大きくなったり、復旧できない場合もあります。

せっかくご加入いただいてる火災保険で大切な家を守りたい方のご参考になれば幸いです。


太陽光パネルにヒビ

工事前

色が変わってる所が破損したパネル

火災保険で割れた太陽光パネルを直す

工事後

シャープ NU-259AM×21枚 5.43kWシステム


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かんでんeショップ
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これまでにも多数の工事をさせていただいてますので、安心できる工事店をお探しの方は、他の事例も合わせて是非ご参考ください。

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太陽光発電パネルの破損

きっかけは屋根の修繕を検討されていたことです。

棟瓦の修繕の現場調査の際に、「パネルが割れてるような気がしますね」と屋根屋さんに教えてもらったそうです。

N様自身も「太陽光の発電がなんか少ないような気がするな~」と思っていたので、Eテックスに太陽光の点検のご依頼がありました。

まずは、ドローンで確認。

太陽光発電のドローン点検

明らかに色も変わって、拡大すると割れているようでした。

太陽光パネルにヒビ
外部からの衝突で太陽光パネルが割れる

屋根に上がると、やはり割れていました。

割れて発電しなくなった
割れた太陽光発電パネル

よく見てみると、表面のガラス割れだけでなく、焦げてショートしているようです。

台風などで太陽光パネルが割れたか
太陽光パネルが破損

地上のパワーコンディショナーの接続部分にて、点検。

検査機器で確認しても、完全に発電が止まっていました。

(5系統に分かれているうちの2系統が破損してストップ、他の3系統は無事だったので引き続き発電できる状態でした)

検査機器で発電してないことを確認

火災保険にて太陽光の破損を申請

大切な太陽光パネルが破損して、大変な状況でしたが、N様がご加入の火災保険を確認すると「風災」や「外部からの衝突」の補償プランに入られていました。

風災

事故状況をまとめ、N様より、火災保険を申請しました。

今回、破損したパネルはシャープの「NE-132AK」というすでに生産終了し、メーカー供給もできない製品でした。

そのため、部分復旧できないため、太陽光パネルを全て交換という形で申請。

シャープ NE-132AK

無事に認定され、太陽光パネルの破損に関しては、お客様のご負担なく直せることになりました。

既存の屋根は重量のある土葺きのため、軽量化して葺き替えることに

今回、太陽光パネルの再設置のために確認するとN様邸は「土葺き」という屋根の仕様でした。

土葺きの和瓦

土台となる野地板もバラ板で、既存の太陽光のネジ穴などが雨漏りのリスクもあるため、瓦も葺き替えることに。

葺き替えにあたり、かねてから心配されていた屋根の耐震性も考慮し、土のない「乾式」という方法で、屋根を葺き替え、土台となる野地板も強度を確保できるものに補強させていただいて復旧することになりました。

太陽光復旧、屋根工事のための足場を設置

屋根工事を安全に進めるために足場の設置を行います。

事前準備として、家の横にある「波板」の屋根があると足場が立てれないため、いったん取り外させていただきます。

波板

足場を立てるために波板を撤去

足場の組み立て

足場工事

足場の組み立て完了

工事完了

破損したパネルを含め、太陽光パネルを全撤去

破損した太陽光パネルを含め、全ての太陽光パネルを撤去させていただきます。

太陽光パネルの撤去工事

パネルを一枚ずつ外し、撤去していきます。

破損したパネルの裏側ですが、やはりショートして焼けていました。

太陽光パネルが割れてショート
割れた太陽光パネルの裏側

パネル撤去完了。

架台だけになりました。

架台も20年以上前のものですので、重量がある設計です。

(今は部品も軽い素材で、部品点数も減って、軽量化されています。)

昔の瓦のシャープ架台

架台も撤去し、太陽光パネルの撤去完了です。

太陽光パネルを撤去した状態

土葺きの瓦屋根の撤去工事

屋根の葺き替えと、下地の補強を行うため、既存の土葺き屋根を撤去。

瓦屋根の太陽光パネルを取り外し

まずは、一番頂点にあたる棟瓦を撤去。

棟瓦を撤去

瓦の撤去も大変ですが、土を撤去していくのが重量もあり大変な工事となっています。

瓦の撤去作業
撤去した瓦
土葺きの和瓦 (2)
瓦を撤去して土

天候の様子を見ながら、数日かけて、土葺きの瓦を撤去していきました。

瓦を撤去中

最後は、ルーフィングという防水シートだけの状態になりました。

下地が出た状態

これだけの土が乗っていたので、相当な重量になります。

土を撤去して軽量化

およそ3.5~4トンぐらいの重量の土を撤去しました。

これだけでも、かなりの軽量化ができました。

撤去した土

屋根の葺き替え工事

屋根の下地を補強。

太陽光発電のネジ強度を高めるため、構造用合板にて増し張り。

野地板を増し張り

防水性の高いルーフィングを施工。

ルーフィング

瓦のズレ防止の、瓦桟を取付け。

和瓦の葺き替え

瓦は角に引っ掛かりがあり、地震、台風に強い防災タイプの和瓦を施工。

防災瓦で地震に強い

太陽光パネルを取付ける部分は瓦に穴をあけなくていいように「支持瓦」という専用の瓦を取付け。

支持瓦で瓦に穴をあけない

太陽光の架台部分は全て支持瓦を、瓦の葺き替えに合わせて取付けを行いました。

(支持瓦は新規葺き替えじゃなくても、施工可能です。)

支持瓦を組み込み

屋根の葺き替え工事はこれで完了です。

まだ梅雨ではなかったのですが、天候が不安定な時期で、大変な工程でした。

新しい太陽光パネルの設置工事

先ほどの支持瓦に架台を組み合わせて取付けます。

フタをするように取付けることで、防水性も高く安心な取付け方法になります。

和瓦の支持瓦

最初に比べると、大幅に軽量化された架台を取付け。

この上に太陽光パネルを設置していきます。

シャープ 和瓦に太陽光

配線も新しいものに交換し、太陽光パネルを一枚ずつ取付けていきます。

シャープ NU259AM
ウインチでパネルを上げる
太陽光パネルの設置工事

太陽光パネルの取付け完了。

火災保険で太陽光パネルを交換

太陽光パネルの配線をパワーコンディショナーに接続

既存の太陽光パネルは系統が多く、集電箱という電気をまとめる設備を設置していました。

(左の白い箱)

集電箱

今回、パネルが大型化し、3系統にまとまったので、そのままパワーコンディショナーに接続。

集電箱は撤去させていただきました。

直接接続することで、若干ですが変換ロスも無くなり、より効率的な発電ができるようになりました。

パワーコンディショナー

接続後は、太陽光パネルや配線に異常がないか、専用の検査機器にて点検。

もちろん「異常なし」ですが、機械なので絶対はありません、必ず設置後は点検するようにしています。

太陽光発電の検査

Eテックスでは、このように太陽光発電を安心して使っていただけるよう専用機器にて点検を行っています。

下記のような点検も行っていますので、ご参考下さい。

モニターでも、発電状況を確認。

曇り空でしたので、発電は少なめですが、無事に太陽光パネルが復活しました。

蓄電池にも、しっかり充電できて、電気の自給自足できてる状態ですね。

発電復帰

雨樋の交換

今回、足場を設置していることもあり、雨樋も一緒に交換。

昔の銅板で作られた、とても立派な雨樋ですが、経年劣化で穴が何ヶ所か開いています。

雨樋に穴

新しい雨樋は、腐食などが起こらない塩ビのものに交換させていただきました。

雨樋交換

足場の撤去

最終の点検を行い足場の撤去をさせていただきます。

足場の撤去
足場撤去工事完了

波板の復旧

足場設置のために撤去させていただいた波板も復旧。

こちらも劣化している部分もあったため新しいものに交換させていただきました。

波板を撤去した状態

波板復旧

火災保険で太陽光パネルを全て一新して復旧

不慮の事故で破損した太陽光パネルでしたが、火災保険の補償にて、無事に復旧することができました。

火災保険で太陽光パネルの復旧

太陽光パネルの発電容量自体は、以前と同等ですが、「温度上昇による変換効率の改善」などもあり、実際の発電量は以前よりもアップしました。

N様も「今まで最高の発電量が出ました」ととても喜んでおられました。

「太陽光パネルの割れ」という大変な状況から、火災保険の申請をキッカケに以前よりも安心なお住まいになりました。

太陽光の復旧から、火災保険の申請のお手伝いなど、大変喜んでいただけました。

N様、この度は工事のご依頼いただき誠にありがとうございました。

火災保険で割れた太陽光パネルを直す

N様は、以前に蓄電池、エコキュート、IHクッキングヒーターの工事をさせていただいたお客様です。

いつもご相談いただき誠にありがとうございます。


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