太陽光発電の運転開始させていただきました 城陽市のY社様事務所
ご覧いただきまして誠にありがとうございます。Eテックスの武智です。
城陽市の某事務所様に設置させていただいた太陽光発電システムの運転を開始させていただきました。
太陽光はパナソニックのHIT247を40枚で合計9.88KWのシステムになります。
太陽光パネルや電気工事は以前に工事させていただいたので、本日は運転開始の操作にお伺いしました。
夕方でしたが、さっそく発電した電気で事務所の電気を全部まかなうことができました。
これまで何度も太陽光の工事に携わってきましたが、太陽光の自然エネルギーのみで電気が使えてるって素晴らしいなと改めて感じます。
蓄電池とセットになると思いますが、4月には各自治体から補助金が発表されますので、こちらを有効活用して、より一層、自然エネルギーが普及していくのが楽しみです。
太陽光発電システムの連係運転
太陽光発電は設置するだけでは動かすことはできません。
国や関西電力に申請を行って、関西電力さんに太陽光用の電気のメーターを取付けてもらって初めて運転開始することができます。
今日の午前中に太陽光の電気のメーターを取付けていただいたので、運転開始の操作をさせていただきました。
ちなみに、太陽光発電と関西電力さんの電気をつなぐことを「連係運転」と言います。
運転開始前に太陽光発電の検査
運転を開始する前に設置状況に問題がないか専用の検査機器でチェックします。
パワーコンディショナーのカバーをあけて、検査を行います。
断線チェック
太陽光パネルからパワーコンディショナーという機械まで配線がズラーっとつながっているので、どこかで断線や不具合がないかチェックします。
このチェックでパネルに不具合がないかも確認できます。
某メーカーのパネルは、新品の状態でもパネルに不具合があった事例もありますので、新品のパネルでも検査は重要です。
すべての配線をチェックして、断線、パネル内にも異常がないことが確認できました。
IVカーブ測定
IVカーブ測定というので、発電不良がないか確認します。
正常な表示がでましたので、問題がないことがわかりました。
パネルに影がかかったり、過度な汚れがあるとカーブがグニャグニャになったりと異常があることがわかります。
絶縁抵抗測定
この検査では、配線の被覆に傷がついたりして漏電などを起こしていないか確認できます。
こちらの検査も問題ないことが確認できました。
運転開始前の検査は重要
その他、電圧の確認などを行い、運転開始前の点検を完了させていただきました。
何ヶ月点検や、何年点検など、定期的な点検は、正常に運転しているか確認するために重要です。
この定期検査も、初期の状態から比べてどうか?
というのも重要になってくるので、運転開始前に上記のような点検を行っています。
長くお使いいただくものですので、ワンランク上の安心をお届けるようにEテックスでは専用の検査機器で点検を行っています!(^^)!
太陽光発電システムの運転開始
細かい設定などを入力して、リモコンにて運転開始させていただきました。
夕方でしたが、さっそく「2.7KW」発電しています。
リモコンと別で、モニターもありますので、こちらも同じように発電の表示が出ています。
モニターには、
- つくる・・・発電した電気
- 使う・・・事務所で使ってる電気
- 売る・・・余って関西電力に売電してる電気
が表示されます。
発電してる電気の方が多く、太陽光の電気だけでまかなえてる場合は右側に「青いランプ」がつくので、細かい数字を見なくてもわかりやすいようになっています。
その他にも、かわいいペンギンが発電量を教えてくれる表示にも切り替えれます。
さらに、文字中心のデーターがわかりやすい画面にも切り替えれます。
さらに、さらに、待ち受け画面っぽいものにも変えれます。
こんな感じで、お好みで好きな画面に切替えれるようになっています。
夕方でも、事務所の電気は太陽光だけでまかなえています。
すばらしい!(^^)!
停電時の自立運転の確認
太陽光発電だけで事務所全部の電気をまかなえてるのもすごいですが、それだけではありません。
太陽光があれば、災害などで停電した場合も電気を使うことができます。
停電時に発電した電気を使うことを「自立運転」と言います。
まずは、停電した状態を疑似的に行うために、ブレーカーをOFFにします。
停電状態になると・・・
停電状態になると、リモコンが自動的に「停電しましたが、自立運転にしますか?」と聞いてくれます。
何か特別な操作をしなくても自立運転に切替えれるようになっています。
後は、「はい」を選ぶと自動的に自立運転に切り替わります。
自立コンセントは最大1500W使えます
リモコンの下につけさせていただいたコンセントが「自立運転 専用コンセント」です。
今回は、パワーコンディショナーを2台つけさせていただいたので、コンセントが2つになっています。
パワーコンディショナー1台に対してコンセントは一つで、最大1500Wまで使えるようになっています。
ちゃんと電気が来ているか確認します。
100Vの電気がきています。
ちなみに、普段はこのコンセントには電気はきていません。自立運転時のみ電気がくるようになっています。
いざ長時間の停電を経験すると、意外と何もできないことがわかります。
事務所だとインターネットがつながっていないと作業ができなかったり、非常時だとスマホなど充電できるだけで安心ですね。
緊急時の備えとして、自立コンセントがあるのは心強いです。
使用できる電気機器の消費量の目安(京セラさんのHPより)
復帰時も自動で切り替わります。
次は、復旧した場合の動作です。
電気が戻った状態にするためにブレーカーをONにします。
そうするとリモコンに、「復旧しましたので連係運転に戻しますか?」と自動的に表示されます。
「はい」を選択すると、そのまま元通りの「連係運転」状態に戻ってくれます。
復帰するのは300秒後
ちなみ、すぐには戻らず300秒してから戻るようになっています。
これは、何かの原因で、停電、復旧、停電、復旧と頻繁に起こった場合に、太陽光が動作しすぎるのを防ぐためです。
通常はフタに隠れていますが、パワーコンディショナーの中で300秒のカウントを行ってから復旧になります。
写真は残り289秒の状態です。
全ての確認ができたので、パワーコンディショナーのフタを閉めて連係運転完了です。
太陽光発電で事務所の電気は全て太陽光でまかなっています
この瞬間から太陽光で発電した電気は、まずは事務所で使っていただけます。
余った電気は関西電力に売電できます。
ちなみに余った電気は、近隣の住宅で使われることになるので、実は太陽光が設置されてる家の近隣の住宅は自然エネルギーの電気だったりします。
もし、電気が足りない場合は、これまで通り関西電力から電気を購入して使います。
これらは、何も操作しなくても勝手に行われているので普段は何も操作することはありません。
今までと違うのは、天井についてる蛍光灯の電気や、空調の電気が、実は太陽光の電気になったということです。
すごい。
自然エネルギー「100%」の事務所に
昼間に晴れていれば、自然エネルギーのみで運営されてる事務所に早変わりしました。
今回は、将来的に蓄電池を導入することを見越して、蓄電池対応のパワーコンデショナーRというタイプのものを付けさせていただきました。
パワーコンデショナーRのイメージ(パナソニックのHPより)
ゆくゆくは、売電している分も蓄電池にためていただき、夕方や夜間の電気も太陽光でまかなえれば電気の自給自足で、完全に自然エネルギーで運営される事務所にすることも可能です。
こちらにお勤めの方も、これをキッカケに太陽光に関心を持っていただけましたら幸いです。
Y社様、この度は太陽光発電システムの工事のご依頼いただき誠にありがとうございました。
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