セミオート電気温水器からフルオートのエコキュートに取替工事
ご覧いただきまして誠にありがとうございます。Eテックスの武智です。
京都府城陽市Y様邸にて電気温水器からエコキュートへの取替工事をご依頼いただきました。
工事前
工事後
工事のご感想もいただきました
Y様より工事のご感想もいただきました。ありがとうございます。
施工情報
施工内容 | エコキュート設置工事 |
地域 | 京都府城陽市 |
施工前 | |
商品 | 電気温水器 |
型番 | 三菱 SRT-4665CF-BL(セミオート) |
ご使用期間 | 約17年 |
施工後 | |
商品 | エコキュート |
型番 | パナソニック HE-NS37HQS(フルオートタイプ) |
工期 | 9時~13時 |
ご依頼のきっかけ
お電話にてお問合せいただきました。
リモコンが調子が悪くなってきて「勝手にお湯張りとかするようになってきたので、取替を検討しています。」とご相談をいただきました。
「勝手にお湯張りする???」
お湯が出ないのも困りますが、勝手に動くのも困りもんです!
ご使用できる状態でしたのでじっくりと検討していただけました。
現在の電気温水器が「セミオート」というお風呂の追い炊きができないタイプでしたので、「フルオート」という追い炊きできるものに。
パナソニックのNSシリーズの370Lのエコキュートを設置することになりました。
エコキュートの設置工事
まずは現場に到着したあとは設置場所などを改めて確認させていただきました。
こちらがもともとお使いの電気温水器です。
三菱の電気温水器で「SRT-4665CF-BL」という460Lのセミオートタイプです。
約17年お使いでした。
まずはこちらの給湯器を取外します。
「配管」「配線」を取り外し、電気温水器の中に残っている水を抜きます。
満水状態では500Kg以上あるので、水が抜けるまで運べません。
自然に抜けるのを待つ必要があるので、撤去作業は「水を抜く」のを真っ先に行う必要があります。
加圧ポンプの取り外し
給湯の圧力が低いタイプでしたので、電気温水器に加圧ポンプが接続されていました。
電気温水器だけで100Kpa。
現在の標準的なエコキュートで170Kpa前後ですので約半分です。
今回はエコキュートの単体の圧力で充分ということで、加圧ポンプは取り外させていただきました。
昔は100Kpaのモデルがあったので「電気の給湯器はお湯が弱い」というイメージが付いたのかもしれませんね((+_+))
現在は標準の高圧力型タイプ(170Kpa)で充分な給湯圧が得られます。
よりお湯に勢いが欲しい場合や、2階にお風呂がある場合などに対応できるように「パワフル高圧タイプ」というのもございますので、お客様のご要望によってお選びすることができます。
パワフル高圧タイプのイメージ
電気温水器の取り外しと撤去工事
タンクの水が抜けたので撤去していきます。
運搬ルートをしっかりと養生して電気温水器を撤去します。
塀の上をかつぎあげて撤去完了。
約17年お疲れさまでした。
次は新しいエコキュートを設置する準備のために基礎の周りを清掃します。
しっかりとした基礎がありますのでこちらはそのままエコキュートの基礎として使わせていただきます。
電気温水器からエコキュートへの取替工事は基本的には基礎はそのままお使いいただけます!(^^)!
エコキュートの据付
運搬ルートの周辺に傷がつかないように養生しています。
プラスチックダンボール、養生用毛布、柱カバー、様々なもので万が一の傷付き防止に備えます。
運搬ルートには傷がつかないように養生して梱包したまま近くまで運びます。
梱包のまま運ぶことで傷の防止になります。
無事に設置場所に運ぶことができました。
慎重に取り扱いして、キレイな状態でお引渡しできるよう梱包を外して傷がないか確認します。
水平を調整してアンカーボルトにて基礎に固定していきます。
水準器で上下、左右の傾きがないように確認しながら作業します。
さきほどの電気温水器は置いているだけの状態でしたが、エコキュートはきっちりとアンカーボルトにて基礎に固定させていただきます。
4本ともサビに強いステンレスのアンカーボルトを使用して基礎にしっかりと固定します。
エコキュートの配管工事
もともとのエコキュートに合わせて接続されていた配管をエコキュートの配管の位置に合わせて加工していきます。
断熱のために保温材を巻いて、放熱ロスを防ぎます。
写真の部分は最終的には脚部カバーというので見えなくなりますが、根本まで保温材と遮光テープをしっかりと巻きます。
セミオートからフルオートへのアダプター交換工事
もともとの電気温水器がセミオートという追い炊きできないタイプでした。
セミオートからフルオートにするには浴槽についているアダプターという金具の交換が必要になります。
この金具には1本の配管がつながっているのですが、フルオートは2本の配管が必要になります。
ですので、セミオートからフルオートするためにはアダプター金具の取替とアダプター配管の工事が必要になります。
新たな配管をお風呂にもっていくために、配管用の穴あけ工事をします。
ここから床下に配管を導きます。
配管工事の後は保温材と防水のコーキング、防水の強化と美観性も兼ねて、最終はダクトのカバーで開口部を覆います。
床下に導いた配管をつなぐために、まずは既存のセミオート用のアダプターを取り外します。
浴槽の裏と表からアダプターを挟み込む形になります。
下の画像は床下より撮影しています。
現場によっては床下に入らないと作業が難しい場合がありますので、こういった場合は床下収納庫など床下への侵入口が必要になります。
2本の配管がつながったフルオートアダプターの取付け
表は銀色の金具に変わりました。
配管が2本になったことで一方的にエコキュートからお湯を送るだけでなく、吸い込むことで循環できるようになったので、お湯を追い炊きしたり、保温したりと、快適にご使用することができます。
ヒートポンプの設置
ヒートポンプを設置します。
ヒートポンプはこちらのエアコンは使ってないということで取外し、その空いた室外機のスペースに置かせていただくことになりました。
室内機を取り外した後の穴埋めもさせていただきました。
室外機を撤去して空いたスペースにヒートポンプを設置させていただきました。
手前がヒートポンプ、後ろがエアコンの室外機。
ヒートポンプはエアコンの室外機と比べると一回りほど大きくなります。
Eテックスではヒートポンプの配管に信頼性と実績のある「銅管」を使用しています。
長期間安心してお使いいただけるよう適切な部材を使用しています。
ちなみに電気温水器との決定的な違いは、このヒートポンプの存在です。
電気温水器がヒーターでお湯を温めるのに対して、ヒートポンプで空気中の熱を圧縮して高温にして、水をお湯へと温めます。
これをタンクに貯めます。これが省エネの秘密です。
エコキュートの電気工事
エコキュートの電気工事はブレーカとリモコンの取付け工事になります。
お風呂のリモコンの取付工事
お風呂のリモコンをエコキュート用の新しいリモコンに取替えます。
こちらがもともとお使いの電気温水器のお風呂リモコン
新しく取付けたエコキュートのリモコンです。
リモコンの周辺には防水のためにシリコンでコーキング。
Eテックスでは、お手入れを軽減できるように防カビ剤入りのコーキング剤を使用しています。
キレイなラインが出るようにマスキングテープを使用しています。
お台所用のリモコンも同様に交換させていただきました。
エコキュートの試運転
設置工事、電気工事が完了しましたので正常に動作するか、水漏れがないか最終の確認を行います。
まずは配管にゴミのつまりがないかストレーナーというフィルターを確認をします。
ここに工事のゴミなどつまっているとお湯の勢いに影響する可能性があるので確実に点検する必要のある大事な作業です。
お風呂のお湯張り試運転
お風呂にお湯張りが正常にできるように水で試験張りを行います。
この状態で追い炊き配管の水漏れ確認も行います。
エコキュートの取扱いのご説明
試運転の完了後にリモコンや本体の取扱い説明をさせていただきます。
お風呂リモコン、お台所にリモコン、それぞれ実際に操作しながらご説明させていただいてます。
基本的な「ふろ自動」「追い炊き」「給湯温度の設定」などのボタンの配置や使い方などのご説明から、パナソニックの独自機能もご説明。
パナソニックの「いいな!」と思う機能が下記の「自動配管洗浄」です。
こちらはフルオートタイプの全機種に標準装備されています!
お風呂のお湯を抜くと、自動的にタンクから10Lの水が出て、配管内の残り湯を洗い流してくれます。
これがないと、実質的には翌日のお風呂を貯める時に前日の残り湯が最初に出てきます。
さらに追い炊き配管を毎日キレイな水ですすぎ洗いをすることで、配管が清潔に保たれるというのもオススメポイントです!(^^)!
脚部カバーの中も保温材で仕上げています。
エコキュートには脚部カバーという足元を保護するカバーを取付けさせていただいております。
この脚部カバーの中は普段は隠れて見えなくなりますが、見えない部分も保温材で根元まできっちりと巻いて、配管の保護、断熱をしています。
この中には断水時にタンクの中の水を取り出せるように非常用取水栓というのもついています。
エコキュートは貯水タンクの代わりにもなっていますので、いざという時には役立ちます!(^^)!
取出し方は本体の下に書いていますので、緊急時に説明書を探す必要はないので、「エコキュートの水が使える」ということを知っていただくことが重要です。
下の画像のような表示が本体に書いてあります
↓
エコキュートの設置工事完了
今回取付けさせていただいた機種はパナソニックのHE-NS37HQSです。
工事は9時~13時で完了させていただきました。
コールセンター付きの10年安心延長保証で工事後も安心です
Eテックスではエコキュートを安心してお使いいただけるよう、保証会社さんと提携し24時間365日サポートのコールセンター付きの「10年安心延長保証」をご用意しています。
通常のご相談はEテックスのフリーダイヤルに。
万が一、連絡がつかない場合のWサポートとしてコールセンターをご活用できるようにしています。
Eテックスのアフターフォローと保証会社と連携したWサポート体制で工事後も安心してお使いいただけます。
Y様 この度は工事のご依頼いただき誠にありがとうございました。
Y様エコキュートの工事のご依頼いただき誠にありがとうございました。
電気温水器からエコキュートになったことで光熱費もお得になりましたので翌月からの電気代を楽しみにしていただければと思います。
クリックで拡大できます。
今後もお困り事などございましたらお気軽にご相談ください。
冬は給湯器の故障シーズンです。早めの交換をオススメします
給湯器の故障したお客様からの取替依頼が増えています。
電気温水器、ガス給湯器。
給湯器は冬場が壊れやすいシーズンとなっています。
寒いと給湯器の負担が大きい?
冷たい水から温める必要があるため、負担が大きくなり壊れてしまうのでしょうか?
給湯器が壊れるとその瞬間からお湯が使えない
給湯器は故障して困るのは、その瞬間から「お湯」が使えなくなること!
特にこの季節は死活問題です。
年末年始に壊れてしまうと大変なことになります!
10年以上ご使用されていて、少し調子が悪いな。という方は是非お早目のご検討をオススメいたします。
ガス給湯器の方は壊れる前に光熱費シュミレーションを!
ガス給湯器の方で、次に給湯器を交換する時に「オール電化」「エコキュート」にしようとお考えの方。
壊れてからだと、ご検討いただく時間が少なかったり、待ったなしなのでもう一度「ガス給湯器」にせざる得ないことがございます。
せっかくの光熱費を下げるチャンスを逃してしまう可能性があります。
いざという時に、しっかりと検討できるように壊れる前に、見積もりや光熱費のシュミレーションは事前にしておくと、安心です!(^^)!
光熱費シュミレーション、無料御見積りのお問い合わせはこちらから
エコキュートのご相談は下記問い合わせフォームやお電話からお気軽にお声かけ下さい。
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