ナショナル「HE-37K2S」から三菱エコキュートに取替

顔写真

ご覧いただきまして誠にありがとうございます。Eテックスの武智です。

亀岡市T様邸でエコキュートの取替え工事をさせていただきました。

 

もともとお使いのエコキュートはナショナルの「HE-37K2S」。

ナショナル HE-37K2S

 

セミオートタイプの370Lの製品です。

ナショナルエコキュート

 

取替のきっかけになったのはエコキュート本体が何度も不具合を起こしていたのと、ヒートポンプ配管の水漏れでした。

ヒートポンプの配管が水漏れ

 

ヒートポンプの配管に樹脂のポリ管が使われていました。

この配管自体はすごくいいものですが・・・

高温になることからヒートポンプの配管に推奨されていません。

そして、配管を適切に保護をしないと劣化により割れたりして水漏れを起こしてしまいます。

ヒートポンプの配管が割れる

 

同じように適切な工事がなされていない現場はよく見かけます。

色んな地域から不具合のご相談をいただいています。

 

今回のT様も同じような状況でした。

 

現場調査時には緊急の応急処置をさせていただき本日、エコキュートの取替え工事。

 

三菱のフルオートタイプ「SRT-W374」に取替させていただきました

三菱 SRT-W374

 

もとのエコキュートがエコオートでしたので、フルオート用の配管、金具に取替。

 

ちなみにセミオートとフルオートの違いはこちらをご参考ください

セミオートとフルオートの違い

 

お風呂の金具を交換。

エコオート

フルオートの金具に取替

 

エコオートの金具

エコオートからフルオートに

 

これで、「追い炊き」や「保温」もできるようになり、お風呂も便利に快適になりました。

 

 

工事は9時~12時と約半日で完了。

今日からお湯もお風呂も安心して使っていただけます。

 

T様、エコキュートの工事のご依頼いただき誠にありがとうございました。

 

工事の詳しい内容は続きをご覧ください。

故障したナショナルエコキュートを撤去

こちらのエコキュートを交換させていただきました。

ナショナルのエコオートタイプ370L「HE-37K2S」です。

 

エコオートとは、お風呂用の配管が1本の給湯器です。

お湯張りはできますが、追い炊きなどはできないタイプとなっています。

ナショナルエコキュート

取替のキッカケはヒートポンプ配管の水漏れ

取替のきっかけの一つとなったのがヒートポンプ配管の割れ。

 

これは経年劣化ではなく、施工不良の範囲になります。

ヒートポンプの配管が水漏れ

 

このように配管がむき出しになっていると紫外線の影響などで割れが発生します。

ヒートポンプの配管が割れる

 

配管の仕様書にも「適切な遮光処置(遮光カバー、耐候性部材使用等)を必ず行ってください。」と明記されています。

ポリブテン管は直射日光で割れたり穴があく

 

冒頭にもリンクを貼りましたが、同じような施工不良でお困りの方からたくさんのご相談をいただいています。

 

その他の配管も遮光テープが巻かれていないので、いつ不具合が起こってもおかしくない状況でした。

 

屋外で使用する場合はテープを巻かないといけません。

下記のようにピンクや青の保温材のままだと、いずれ保温材がボロボロになり、最終的に配管がむき出し、配管が割れてしまいます。

配管が保護されていない

ポリエチレン管がむき出し

 

下の写真は取替工事をさせていただいた後のものになりますが、遮光テープで保護するのが適切な施工です。

配管を保温材で保護

 

取替工事の際は、長く安心して使っていただけるよう適切な施工をさせていただいております。

 

工事に戻りまして、まずは、既存のエコキュートを撤去させていただきます。

エコキュートの撤去工事

 

撤去させていただいたエコキュートは2005年製。

約14年お疲れ様でした。

ナショナル HE-37K2S

 

新しいエコキュートを設置する前に基礎を清掃します。

基礎を清掃

新しいエコキュートの設置工事

新しく設置するエコキュートを運搬します。

エコキュートの運搬

 

水平を確認して、本体を固定していきます。

傾ていると転倒や不具合の原因になるので必ず確認が必要です。

水平確認

 

足元3ヶ所をアンカーボルトにて固定します。

アンカーボルトで固定

 

となりにはヒートポンプを設置します。

 

配管の劣化がないよう保温材と遮光テープで保護しています。

 

これで紫外線による劣化で水漏れがおこることはありません。

銅管で施工

 

エコキュートの本体側も根元までしっかりと保温材を巻いています。

ちなみに最終はカバーで隠れる部分です。

こういった見えないところも丁寧に仕上げていくことで、結果的に配管は長持ちして、長く安心して使っていただけることにつながります。

配管を保温材で保護

エコオートからフルオートへの配管工事

今回、フルオートという機種に変更します。

 

工事としては、フルオート用のお風呂配管を新設します。

エコキュート本体と浴槽まで、2本ペアになった配管を通す工事です。

 

床下を通すことができましたので、収納庫から床下にもぐり配管しました。

床下を通して風呂配管を工事

 

お風呂側は浴槽の横のエプロンという点検部分をあけて工事をしていきます。

浴槽のエプロンをとって工事

 

もとのエコオート用の配管は1本のポリ管です。

エコオート

 

これを床下からもってきたフルオート用ののペアの配管に交換します。

ちょっとわかりにくいですが、2本あることで、エコキュートにお風呂のお湯をいったん戻して温めなおすことができます。

フルオートの金具に取替

 

浴槽側の金具も専用のものに交換します。

 

エコオート

エコオートの金具

フルオート

エコオートからフルオートに

エコキュートのリモコン工事

室内のリモコンも取替させていただきます。

室内の工事させていただく際は、通路、工事箇所を養生の毛布などを使って、大切なお住まいを傷つけないよう気をつけています。

通路には養生をして傷つかないように注意

 

台所リモコン

ナショナルエコキュートの台所リモコン

三菱エコキュートの台所リモコン

 

風呂リモコン

ナショナルエコキュート風呂リモコン

三菱エコキュートの風呂リモコン

エコキュートの工事完了

配管工事なども完了したので、最後は試運転と工事確認。

 

まずはエコキュート給水フィルターを確認します。

このフィルターにゴミがつまるとお湯の出に影響するので必ず確認が必要です。

 

メーカーさんいわく、けっこうこの作業を飛ばしている業者さんも多いようです。

工事の時に確認しないと、不具合や点検があるまで、ずーっとゴミがつまったままになることもあるので特に注意が必要です。

ストレーナーの点検

 

最後はリモコン、本体の取扱い説明をさせていただき工事完了です。

 

今回は順調に進んだこともあり9時~12時で工事完了しました。

 

三菱のフルオートエコキュート「SRT-W374」です。

三菱 SRT-W374

 

夜にはたっぷりとお湯もできていますので、今日からお風呂もシャワーもいつも通り使っていただけます。

フルオートになってお風呂も快適、エコキュートも新しくなって安心ですね。

 

T様、エコキュートの工事のご依頼いただき誠にありがとうございました。

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