向日市 電気温水器の故障でエコキュートに買い替え
京都府は向日市で電気温水器からエコキュートに取替え工事をさせていただきました。
ゴールデンウイーク前に電気温水器の調子が悪いということでご相談いただきました。
本日の5月18日（水）の工事を予定していただいたのですが、
何と、日曜日から湧き上げができなくなってしまったそうで、
ギリギリのタイミングでした。
早めに検討していただいて良かったです。
今回お選びいただいたパナソニックのＪシリーズも生産体制が追いついておらず在庫不足気味で、早めに商品を決めていただいたので今回の工事に間に合わすことができました。
電気温水器からエコキュートへの取替え工事
電気温水器の取り外し
まずはこちらの電気温水器を取り外させていただきます。
2000年製の三菱の電気温水器「SRT-4665CFU-BL」です。
2000年製が16年前の機種というのも、まだまだ違和感がありますが、
16年間お疲れ様でした。
電気温水器を撤去させていただくために、
まずはタンク内のお湯を抜きます。
４６０リットル分のお湯を抜くのには結構時間がかかります。
約30分ほどでしょうか？
この間に電気の配線や配管を取外します。
タンクが設置されているのは家の裏になります。
撤去するためには家の中を運搬する必要があります。
床、壁、サッシと傷つかないよう養生を行います。
無事に電気温水器を外まで運搬できました。
家の中を通してエコキュートを運搬
今回、お選びいただいた機種はパナソニックのＪシリーズ「ＨＥ－Ｊ４６ＨＱＳ」です。
追い炊きができるフルオートのエコキュートをお選びいただきました。
もともと設置されていた電気温水器は追い炊きのできないエコオートというタイプでしたので、
新しいエコキュートを運ぶ前に配管の準備をします。
床下から来ているエコオートの風呂配管の貫通部を少しだけ広げます。
エコオートの配管は1本で、フルオートの配管は2本です。
2本の配管を通すだけの貫通部が必要になるからです。
そして、タンクを運ぶ前にヒートポンプを先に運搬しておきました。
これで準備完了です。
新しいエコキュートを運ぶ前に、運搬ルートや、運搬の注意点を確認し合います。
タンク、宅内に傷つけないよう細心の注意が必要になります。
今まで、様々なシュチュエーションでエコキュートを運搬させていただいた経験もあり、
無事に運搬が完了しました。
エコキュートの据付工事
運搬が完了したエコキュートのタンクはアンカーボルトで基礎に固定します。
固定する際には水平器で水平確認をしっかりと行います。
水平をとっていないと、転倒の危険が高まり、
見た目にも倒れそうで不細工な仕上がりになってしまいます。
水平確認をしたうえで、アンカーボルトを締め付けて据付完了です。
パナソニックのエコキュートは4本脚設計になっていて地震にも大変強く、
災害時にも倒れないよう配慮されています。
非常用の水タンクの代わりにもなるエコキュート。
いざという時に倒れては困るので耐震設計は強い味方です。
エコキュートの配管工事
据付が完了したので、ここからは配管を接続してきます。
給水、給湯、
ヒートポンプ配管、
追い炊き用のアダプター配管を接続します。
追い炊き配管は新しく、エコキュートからユニットバスの浴槽まで配管しています。
全ての配管を接続できたので、
エコキュートのタンクに水を貯めて満水にします。
エコキュートのリモコン、電気工事
リモコンも新しいものに取替えます。
リモコン配線はそのまま流用できますので、リモコン本体を新しく交換する工事になります。
もともとの電気温水器のキッチンリモコンです。
こちらが新しいキッチンリモコン。
新しいリモコンはホワイトのバックライトで液晶も見易くなりました。
お風呂のリモコンですが、
キッチリと周辺にコーキングされていたのでヘラでコーキングを剥します。
きれいにした上で新しいリモコンを取付けます。
取付けたあとは周辺に防水のコーキングをします。
このコーキングはカビが発生しにくい防カビタイプのものを使用しています。
長く使っていただけるものですので、
少しでもお手入れが楽になり、きれいに使っていただければと、
防カビタイプのコーキング剤を使用しています。
ブレーカーは分電盤内にきていましたので、エコキュートの容量に合わせたブレーカにつなぎ替えさせていただきました。
エコキュートの試運転、仕上げ
エコキュートが満水になったので試運転を行います。
試運転は大きく２つで、
湧き上げ試運転（お湯を正常に作れるか）、
風呂試運転（お湯張り機能の確認）、
になります。
この作業には約30分ほどかかりますので、
その間に配管の水漏れチェックを行い、保温材を巻いていきます。
こちらの部分は脚部カバーで普段は隠れる場所ですが、
しっかりと根元まで保温材を巻いて、保温性、耐久性を高めます。
ヒートポンプも漏水確認をし、ガタツキがないよう水平を調整します。
水平を調整していないと、本体から異音が発生したり、
水漏れの原因になりますので、きっちりと調整します。
調整後は配管の根元まで保温材を巻きます。
同時工事で浴室シャワー水栓の取替え工事
エコキュートの工事とセットで浴室のシャワー水栓の取替え工事もさせていただきました。
こちらがもともとのシャワー水栓
水の元栓を止めて、カランを取外します。
そして新しく三栄の「SK18121CT-13」を取付けさせていただきました。
こちらは手元ストップ付きで、
レイニーシャワーヘッドで心地よいシャワーと節水機能を兼ね備えています。
今回取付けさせていただいたカランは「+eco」という省エネモデル。
給湯エネルギーや節水効果で約24,000円の節約効果があります。
少しの積み重ねですが、毎日使うものだからこそ省エネタイプを選びたいですね。
新しく水栓を交換される場合は是非、「+eco」のような省エネタイプをオススメいたします。
エコキュートの取扱い説明
工事完了後はご使用方法などを説明させていただきました。
エコキュートが非常用の水のタンクになっていることを改めてご説明。
災害が続く昨今、非常時の備えとして、
いざという時にあわてなくていいようにキッチリとお伝えしています。
パナソニックの非常用取水栓は、
脚部カバーを取外した中にあるこちらのグレーのバルブ。
ご使用方法もタンクに記載されていますので、
緊急時に使用方法を忘た場合も、なんとなく覚えておくだけでも使用できます。
その他にJシリーズの省エネ・快適機能のリズムeシャワーや、
温もりチャージ、温浴セレクトなどを説明させていただきました。
エコオートからフルオートに。
そのフルオートの機能を最大に生かした省エネ機能で、
これからの給湯にかかる光熱費を大きく削減することができそうです。
エコキュートの設置工事のご依頼まことにありがとうございました
電気温水器の約１/4の光熱費のエコキュート。
来月以降の光熱費の下がり具合を楽しみにしていただきたいと思います。
製品の延長保証にくわえて、
自社責任施工だからこその工事10年保証をおつけさせていただきました。
長く安心してご使用いただけるよう、
アフターメンテナンスもお任せ下さい。
本日からお湯も使っていただけますので、
新しいリズムeシャワー、レイニーシャワーなど楽しんいただくところが満載です。
今後もお困りごとがございましたらお気軽にご相談下さい。
工事時間9時～13時30分
Ｓ様、この度は工事依頼いただき誠にありがとうございました。
電気温水器からエコキュートへの取り替え工事はお任せ下さい
Ｅテックスでは、電気温水器からエコキュートへ取り替え工事をさせていただいたお客様に製品延長保証、工事10年保証をおつけしています。
工事10年保証をおつけしているのは、施工力と自社責任施工という２つの強みがあるからです。
製品はどこで購入しても同じものですが、
工事は施工する施工会社、職人さんによって変わります。
また、施工の仕上がりよって、商品の性能が十分に発揮できない場合や、
数年後に大きく劣化してしまうこともあります。
施工力について、なかなか全てをお伝えするのは難しいですが、
施工ブログの写真や内容で少しでも伝わるようにしています。
ですが、伝えきれていないこと、わからないこともたくさんあると思います。
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