電気温水器の水漏れでエコキュートに買替え S様邸工事
ご覧いただきありがとうございます。
先日、水漏れで故障した電気温水器をエコキュートに取替え工事をさせていただきました。
電気温水器が水漏れでエラー発生
ご依頼のきっかけですが、電気温水器のリモコンでエラー表示が出たことで異常に気付かれたそうです。
メーカーさんに来ていただくと「水漏れのエラー」ということが判明。
この時はエラー解除でいったん使用できる状態になったそうです。
ただ、設置してから9年6ヶ月経過しているとのことで「修理するか?」、「買い替えるか?」でお悩みの時にご相談をいただきました。
ご相談はLINE@から
ご相談はLINE@からいただきました。
LINEでやりとりをさせていただき、電気温水器からエコキュートへの買換えのポイントのご説明と、現場調査、無料お見積りをさせていただくことになりました。
電気温水器とエコキュートの違いや、オススメさせていただいたパナソニックのエコキュートの省エネ機能などから、今回はパナソニックのJシリーズ「HE-J46HQS」をお選びいただき工事させていただきました。
電気温水器からエコキュートへの取替工事
こちらが水漏れが原因でエラーが発生してしまった電気温水器です。
三菱の電気温水器「SRT-46W2」です。
まずは、電気温水器の中に溜まっているお湯を抜いて、タンクを空にします。
お湯を抜きながら水道配管や電気配線を外していきます。
タンクが空になったのでここから撤去作業です。
空になったとはいえ、電気温水器は100kg近くあります。
運搬時に周辺を傷つけないように通路に養生をします。
電気温水器の撤去完了です。
新しくエコキュートを設置する前に基礎の清掃や配管の準備をします。
今回は基礎が少し傾いている部分や隙間があいている部分がありましたんので、周辺に補強のためのコンクリートをさせていただきました。
次は新しく設置するエコキュートを運搬します。
傷つけないように設置場所の近くまでは梱包のまま運びます。
梱包を外し、仮置きして、設置位置を決めていきます。
これから基礎に固定するのですが、この段階で位置を変更することができなくなります。
基本的には電気温水器の設置位置と同じ場所になりますが、お客様に確認していただいています。
確認していただいたのちにアンカーボルトを打ち込みます。
水平の微調整を行いアンカーボルトで固定します。
Eテックスではアンカーボルトはステンレスのものを使用して長期間安心してお使いいただけるようにしています。
取替え工事に行かせていただくと、全くアンカーボルトで固定されていないお家も時々あります。
置いているだけの状態では地震などの際に大変危険ですので、使用していただく快適性には関係はありませんが、アンカーボルトの固定は非常に重要な工事です。
他のメーカーさんのエコキュートは基本的に3本の脚にアンカーボルトで基礎に固定しています。
ですが、パナソニックのエコキュートは固定する脚が4本脚設計になっているので震度7相当の揺れにも耐えれるようになっているのが特徴です。
タンクの固定ができた後は、配管をつなぎこんでいきます。
電気温水器から、配管の接続位置が変わりますので、エコキュートに合わせて、「水」、「お湯」、「追い炊き配管」、「排水」の配管を加工しなおします。
水漏れ検査の後に、保温材の保護テープで配管を仕上げます。
本体の根元まできっちりと保温材を巻いて配管の保温、そして劣化を防ぎます。
電気温水器と違うのはヒートポンプがあることです。
ヒートポンプを設置していきます。
これまでは電気温水器の中のヒーターでお湯を作っていましたが、これからはヒートポンプでお湯を沸かします。
このヒートポンプでお湯をつくることで電気温水器より年間で約6万円も電気代が安くなります。(※ご使用状況により異なります。)
エコキュートにかかる月々の電気代も約1,500円。ビックリですね。
ですので今回のように電気温水器を10年お使いで故障や調子が悪い場合は、エコキュートに買替えていただいた方が電気代もお得になります。
今回は下に点検用の小さいマスがあるので、点検に支障のないようにブロックを入れて下にスペースをとっています。
ヒートポンプとタンクは2本の配管と電気配線でつながっています。
こちらの配管も根元までしっかりと保温材を巻いて配管を保護しています。
エコキュート、ヒートポンプに配管がつながれば、外周りの工事は完了です。
エコキュートの電気工事
電気温水器からエコキュートに取替えの場合の電気工事ですが、電気配線はそのまま使用できますので機器の取替えを行います。
まずは、お台所にリモコンを取替えます。
こちらが電気温水器のリモコンです。
2本の配線がつながっています。こちらの配線は流用できますのでリモコンの本体のみ新しくなります。
同じぐらい大きさや形になっています。
バックライトが消えてる状態ですが、液晶の文字も見やすくなって、給湯ガイドというボタンの中から使用方法などを確認することもできます。
続いてはお風呂のリモコンです。
こちらも同様に配線は流用し、リモコン本体を新しく取替えます。
白いバックライトで見やすく、操作もしやすいのがパナソニックの特徴です。
リモコンの周辺には防水のためのコーキング処理をしています。
Eテックスでは防カビ剤入りのコーキングを使用してお手入れの手間を軽減できるようにしています。
あとはブレーカを交換します。
電気温水器に比べて電気の使用量も少ないので、それに合わせてブレーカも小さいものに交換します。
配線が大きい分には問題ありませんので、ブレーカの交換のみで配線は流用させていただきます。
これでエコキュートの電気工事も完了です。
エコキュートの試運転、取扱い説明
水道工事、電気工事が完了した後に、試運転を行います。
試運転は2つ。
正常にお湯を作れるかと、お風呂のお湯張りの試験です。
お風呂にはお水で試験張りが行われます。
無事に試運転が完了した後は、取扱いのご説明をさせていただきます。
リモコンの取扱い説明ですが、お風呂を「ふろ自動」や「追い炊き」、「保温運転」などは電気温水器と同様の機能がついています。
パナソニックのエコキュートの便利な機能
パナソニックのエコキュートは他のメーカーにはない省エネ機能や便利機能がついています。
特に省エネ機能は積極的にご活用いただくことで光熱費も削減できますので、しっかりと説明させていただくようにしています。
特に「リズムeシャワープラス」、「ぬくもりチャージ」は本当にオススメです。
ぬくもりチャージのイメージ。最大約10%の省エネで、少しおおげさに言うと10回に1回はお風呂がタダに。
リズムeシャワーの効果 いつも通り使ってても快適性を損なわず節水できます。
他にも温浴セレクト、エコナビ、自動配管洗浄もぜひ知っていていただきたい機能ですので、いつも説明させていただいています。
エコキュートは非常時にも大活躍します
外周りの仕上がりも確認していただいています。
全体、配管の状態。
エコキュートには水を送っている止水栓があるので、いざという時に困らないようご説明させていただいています。
その他に知っていただきのが非常時に活躍するということ。
タンクの中には常時、お湯と水で満水になっています。
ですのでエコキュートは断水時には非常用の貯水タンクとして活躍します。
今回は460Lのタンクを設置させていただいたので、写真の20Lのポリタンクが23個分!
いざという時に取り出しやすいようにホースを脚部カバーにつけさせていただいています。
これでエコキュートの設置工事の完了です。
S様、工事のご依頼いただき誠にありがとうございました
9時より工事させていただき13時ごろに完了させていただきました。
エコキュートの10年延長保証にもご加入いただきましたので、万が一の時も安心していただけます。
工事に関しては私達が責任をもってアフターメンテナンスさせていただきます。
省エネ機能をご活用していただくとともに、来月以降の電気代の変化も楽しんでいただければと思います!(^^)!
LINE@をご活用いただき写真なども送っていただいたりで、現場調査前の状況も大変わかりやすく助かりました。
S様、この度はEテックスに工事のご依頼いただき誠にありがとうございました。
今後もお困りの際はお気軽にご相談ください。
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