BMW330eプラグインハイブリッドの充電設備工事 S様邸
S様邸でBMWのプラグインハイブリッドカーである「330e」の充電設備工事をさせていただきました。
BMW330eのご購入をキッカケに充電用のコンセント工事をできる会社をお探しのところインターネットを通じて当社を知っていただきました。
同じBMW330eの工事をさせていただいた施工事例を参考になって問合せのきっかけになったそうです。
(※ご覧いただいた施工事例はこちら→奈良市 電気自動車用EVコンセント BMW330e、奈良市 EVコンセント設置事例 BMW3シリーズのPHV「330e」 (動画) )
お選びいただいた充電設備はパナソニックのEVコンセント「WK4422S」。
仕上がりはこちら
お電話と、LINE@で打ち合わせをさせていただき、EVコンセントの工事の他に、エアコンクリーニングも4台の施工です。
「ご近所さんへのあいさつや、丁寧な対応・工事をしていただき依頼して良かったです。」と嬉しいお言葉もいただきました。
ご主人さま、奥様に、すごく喜んでいただけたことで、「工事の品質」、「ていねいな作業」、「近隣への配慮」、「アフターフォロー」、もちろん低価格でご提供できるような努力など、「改めて!」さらにお客様に喜んでいただけるよう日々の改善・積み重ねが必要だと感じました!(^^)!
工事完了当日に早速アンケート用紙を送っていただいたりと本当にありがとうございます。
奥様のご実家が偶然にも私の住んでる地域のすぐ近くだったりという不思議なご縁もありました!(^^)!
S様。この度はBMW330e用の充電コンセントのご依頼いただき誠にありがとうございました。よりよいサービスがご提供できるよう励んで参りますので、これからもよろしくお願いいたします。
BMW330e用にパナソニック「WK4422Sの設置工事」
こちらの壁に充電用のコンセントを設置させていただきます。
充電用コンセントは電気自動車をEV(イーブイ)と呼ぶので、EVコンセントと呼ばれています。
EVコンセントは200Vの電気になるので、新しく配線する必要があります。
壁についてる屋外用コンセントは100Vなので、この配線は使うことはできません。
EVコンセント用の200Vの配線工事
200Vの配線は一般的な家庭でしたら配線可能です。
分電盤に専用のブレーカを取付けてEVコンセントまで新しく配線します。
まずは、配線工事です。
隠蔽配線をするために床下から配線
当社ではできる限りの隠蔽配線(線が表にでないようにすること)できるように努めています。
今回のEVコンセントの工事では床下から配線を行います。
まずは、壁と基礎の隙間から配線を床下に送ります。
最近の家は基礎パッキンと言われる方法が用いられていますので、ここに隙間があります。
この配線を床下収納庫から床下に入らせていただき、配線を分電盤にもっていきます。
キッチンにある床下収納庫を開けさせていただきました。
床下は家のすみずみまで通れるようになっていますので、配線を入れたとこまでもぐっていきます。
(時々、一部の部屋が基礎で囲われていたり、リフォームで増築した場合など通れなくなってる家もあります。)
ずーっと潜っていって、先ほどの配線を入れたところまでたどりつきました。
基礎と土台の木の間に見えてる黒い隙間が基礎パッキンです。
この配線を床下をひっぱっていき、分電盤へと導きます。
床下から分電盤へ配線
分電盤は洗面所の壁についてることが多いと思います。
これをどうやって床下から分電盤にもっていくのか・・・
いくつか方法はありますがユニットバスのお家の場合は、ユニットバスの天井点検口を利用します。
ここから1階と2階の間の空間をのぞくことができるようになっています。
この空間を利用して壁とユニットバスの隙間にチェーンなどを落として、配線を引き上げます。
ユニットバスからおろしたチェーンが床下にきました。
このチェーンに配線をくくりつけて、ユニットバスへと配線を上げます。
配線は200Vの配線としてVVFの2.6mmとアース線の2つを通しています。
次はこの配線を分電盤につないでいきます。
EVコンセント用に漏電ブレーカの設置
EVコンセントは20Aという容量です。
ブレーカも20Aですが、通常のものではなく高感度の漏電ブレーカを取付ける必要があります。
高感度の漏電ブレーカの必要性として、EV普通充電用電気設備の施工のガイドラインとして、「EV充電分岐回路はその使われかたから地絡の恐れが高いと考えられるため」となっています。
これは、普通の家電と違い、「車」という特殊なものに充電する設備なので、漏電の可能性も考えられるため、高感度のものを取付けていないと、家のおおもとの漏電ブレーカから落ちてしまう可能性が高くなってしまうからです。
家のおおもとが落ちるまえに、EVコンセント専用の漏電ブレーカが働けば、家の方に影響はありません。
ですので当社ではガイドラインに乗っ取って当高感度の漏電ブレーカで施工させていただいています。
ちなみに配線の太さも20Aのコンセントなので「VVF2.0mm」というのでも問題ありませんが、将来的に容量アップした際に、再び配線工事をする必要がないように、「VVF2.6mm」という一回り太い配線を使用しています。これもガイドラインにのっとった推奨施工方法を採用しています。
まだ少し先ですが、EVコンセントを容量アップしたい場合も配線は流用できるようになっています!(^^)!
ブレーカにはわかりやすいように「EV」と表示しています。
これで配線工事は完了です。
EVコンセントの設置工事
次は外のEVコンセントを仕上げていきます。
まずは先ほどの配線に保護管を通します。
指定の位置にコンセント取り付けるためのの配線ボックスを取付けます。
細かい規定はありませんが、使いやすい位置と、ガイドライン上は地上高より1m以上が推奨されています。
あとは上に手元スイッチ、下にEVコンセントを取付けます。
取り付けた周囲には雨水の侵入を防ぐためにコーキングをしています。
コーキングもただ塗るだけではなく、きれいなラインがでるようにマスキングテープをもちいて丁寧に行っています。
これで、コンセントの設置は完了です。
設置完了後はブレーカをONにして、電圧とスイッチの動作確認を行います。
200V、OKです。
BMW用のコントロールボックスの取付け
充電を行うにはコンセントにBMW付属の充電プラグを差し込みます。
プラグの先端をよく見ると「パナソニック」と書かれていました。新発見です。
プラグの下にはコントロールボックス(CCID)と呼ばれる、電気を制御したり、充電状態を表示する部分があります。
この部分が大きくて、少し重さがあるので、充電ケーブルに負担をかけないようにBMWのコントロールボックスはネジ止めできるようになっています。
しかも、ネジ穴がダルマ型になっているので、ネジでひっかけておいて、上に持ち上げれば取り外せるようになっています。さすがドイツにトップメーカーBMWさん、使う人の立場をよく考えてられます。
ネジはステンレスのものを使用し、上からコーキングはできないので、ネジ穴からの雨水を防止するためネジを打ち込む際にコーキングを塗布してから取付けさせていただきました。
こんな感じでバッチリ引っ掛けておくことができます。
上下4ヶ所、引っかけ穴があるので、4ヶ所引っ掛けるとほとんど動かないぐらいしっかりと固定できます。
さらに、このコントロールボックスは線も巻き付けておくことができる形状になっています。
実際の使用することをしっかり考えてあります。さすがBMWです。
車に差し込むコネクタを固定するところはないので、上の写真のようにコントロールボックスに引っかけて使用していただく形になります。
もし、コネクタを固定する場所が必要な場合は別売りのタキゲンのコネクタホルダもありますが、今回はいったんこのまま使用していただくことになりました。
BMW330eへの充電テスト
工事完了後に実際にBMW330eへの充電テストもしていただきました。
BMW330eの充電口は左側のフロントフェンダーのところになります。
充電が正常に始まると充電口が青く光ります。
うーん。演出がかっこいいです(#^^#)
コントロールボックスの方も「チャージ」のランプがつきます、
車の運転席にも充電状態が表示されます。
今ですと約18km走れるだけ充電できてるようです。
車の中を写真撮影させていただくのは恐れ多いと思ったのですが、ご主人さまの方から、「車に中の写真もよかったら撮って下さいね。」とありがたいお言葉を。また、「他の方への参考になれば」とご厚意をいただきました。本当にありがとうございます。
内装もスポーティーで、かつ洗礼されていて、かっこいいの一言です。
ちなみに充電コネクタを挿して、EVコンセントのスイッチを入れていない場合は充電口がオレンジになって「充電されてませんよ」という表示になります。
充電テストも問題なく行えたので、このまま充電していただきました。
これで、我が家で充電して、よりクリーンな走行をしていただけるようになりました。
工事時間はエアコンクリーニング4台と合わせて、
9時~14時でした。
エアコンクリーニングについては改めてご紹介させていただきます。
S様、このたびはEVコンセントの工事をご依頼いただき誠にありがとうございました。
これからもお住まいのお困り事のお力になれるよう励んでいきますので、いつでもお気軽にご相談下さい!(^^)!
太陽光発電でよりクリーンな走行を
S様にEテックスの会社のご案内をさせていただいた際にお話しの中で太陽光発電にご関心いただきました。
何度かご検討されたこともあるそうですが、今回改めて、簡易シュミレーションからご案内することになりました。
太陽光の良いところは、もちろん発電した電気を自分の家で使用したり、余った電気を売電できることです。
その中でも環境面で、より相乗効果のあるのが、太陽光で発電した電気で車に充電すること。
太陽光で充電すれば、よりクリーンな電気で走行をできるようになります。
車を走るのに化石燃料に由来しないクリーンな走行ができるように、住まいと車を含んだ環境への取組みがこれから少しずつ増えていくかもしれませんね!(^^)!
施工事例を最後までお読みいただきありがとうございます。
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