EV・PHV充電設備工事 アウトランダーPHEV K様
京都府京都市はK様邸でアウトランダーPHEVの充電設備用に「パナソニック WK4322」を設置させていただきました。
下記の動画は設置工事完了後のイメージにご参考下さい。
ホームページからお問合せをいただき、その後は、LINEのやり取りの方がよいスムーズで良いということで、LINEで連絡を取りながら、現場調査・工事を進めさせていただきました。
LINEでのお問合せ方法は、こちらの記事もご参考下さい⇒LINE@始めました☆~画像や動画をサクっと送れるんで見積り・相談もスピーディーに~
電気自動車・プラグインハイブリッド用の充電設備工事
電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド(PHV)の充電をするためには専用の200Vコンセントが必要になります。
専用の200Vコンセントですので、新しく配線をして、コンセントを設けるという電気工事が必要になります。
一般的はおうちにある屋外コンセントは100Vですので、こちらの配線を使ってコンセントだけ取付けるというのは基本的にはできません。
電気工事(ブレーカー)
このEV/PHV用のコンセントを設置する場合は、まず分電盤に専用のブレーカを取付けます。
専用のブレーカは通常より感度の高い、漏れ電流15mAで動作する漏電ブレーカが必要になります。
車という家電とは違うものに充電し、バッテリーも大容量の電気が蓄えられているので、安全に取り扱うためにも感度の良いブレーカを設置しています。(右上の「EV」が新しく取付けたブレーカ)
このブレーカからコンセントまで新しく配線していきます。
配線はVVFの2.6mmという太さのものを使用します。
20Aのブレーカを取付けますので、VVFの2.0mmでも問題ないのですが、将来的に車のバッテリーの大容量化にともない、コンセント、ブレーカを30Aに改修する場合に、配線はそのまま使えるように、電気自動車用コンセントの工事を新たにする際は、2.6㎜での配線を使用しています。
もし、2.0mmの場合は将来的な充電容量アップの際は、また配線工事も必要になり工事費も高くついてしまいます。
配線材料費はそれほど変わりありませんので、2.0mmで配線するのではなく、2,6mmで配線するよう、電気自動車のコンセント工事のガイドラインでも推奨されています。
電気工事(配線)
配線は隠蔽配線(配線が見えないように壁や床下の隙間を通すこと)で工事していきます。
分電盤からユニットバスに配線して、
ユニットバスから床下に配線をして、ここから床下に潜って、床下を配線していきます。
床下に入る用のナイロンつなぎにも、イベントの時のオリジナルジャンパーのペイントを利用して社名を入れて見ました!(^^)!
キッチンや洗面所にある収納庫は床下に入るための入り口になっていますので収納庫があると床下配線ができます。
もし、収納庫が無い場合も畳の部屋から入れる場合もあります。
床下の配線工事ができないパターンとしては、
- 床下に入る入り口がない。
- 床下に入れるが途中までしかいけない(増改築している場合は床下が途中で区切られている場合があります)
- 床下が狭くて通れない。
などの場合は床下を配線することはできません。
通常は床下の中や、配管などの状態を確認できるように、床下は全部通れるように、また人がギリギリ通れるようになっていますので床下配線をすることができます。
電気工事(配線・屋外部分)
床下を配線して、EVコンセントを設置する場所に一番近い部分まで導きます。
今回は床下で配線できるギリギリのところで配線を屋外に出し、残りの部分はPF管で保護してサドル止めをしながらコンセントまで導きました。
コンセントを取付け、周辺は防水のためにコーキングをしています。コーキングは綺麗に真っ直ぐなラインが出るようにマスキングテープを使用しています。
これでEVコンセントの設置工事の完了です。
ブレーカを入れて200Vの電圧確認を行います。
コンセントとスイッチの動作確認を行います。
工事の際は既にご納車されていましたので、K様と一緒に充電を試しながら操作方法を説明させていただき工事完了となりました。
工事時間13時~15時30分
K様、この度はEVコンセントの工事依頼いただき誠にありがとうございました。
また、お住まいのお困り事の際はお気軽にご相談下さい!(^^)!
PHVや電気自動車の補助金、平成28年度CEV補助金は4月20日ごろより受付開始
電気自動車・プラグインハイブリッド車は環境に良いのですが、通常のガソリン車に比べて割高です。
そんな環境車の普及を促進するために、国でも電気自動車・PHV車を購入する方に、補助金を交付しています。
この補助金は毎年行われていますが、今年度の補助金の概要が4月20日ごろに発表される予定です。
⇒<重要>平成28年度CEV補助金の申請受付開始に向けた今後の予定について
プリウスPHV、新型LEAFを購入を検討されている方は補助金情報を早めにチェック
今年の秋にはプリウスPHVの新型が発売される予定です。
また、日産の電気自動車LEAFも、この冬に新型が発表される噂です。
そこにアウトランダーPHEVが加わり、さらに、まだ発表されていない電気自動車、プラグインハイブリッド車が加わると、補助金の予算額はどうなるんでしょうか?
おそらく十分な予算は準備されているとは思いますが、補助金は予算のある事業です。
予算がなくなったり、募集期間が終わると、バッサリと打ち切られてしまいます。
もし、これから電気自動車・PHV車をご検討される方は、早め早めに補助金の情報を確認して、購入時に上手に行動できるようにしていくのが吉かもしれませんね。
残念ながら今年度は充電器に対しては補助金は無いという噂で、今のところ、まったく充電器補助金の話は聞きません。もし、電気自動車・PHV車をご購入されて、充電器の工事にお困りの際は、充電設備の工事例などを交えながらご相談・ご提案させていただきますので、お気軽に下記フォームよりお問合せ下さい。
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太陽光発電・蓄電池・オール電化「売りっぱなし撲滅!」を胸に創業21年施工実績5,000件以上のお客さま満足度NO.1の会社です。
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