ヒートポンプ配管破裂の原因は?配管交換だけで大丈夫?カキンホース ハイブリッドホース
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ヒートポンプ配管破裂!
先日、城陽市H様よりエコキュートの交換工事をご依頼いただきました。
ご使用年数も経過していたこともありましたが、ご依頼のきっかけの一つが「ヒートポンプ配管の破裂」による水漏れでした。
配管破裂の原因
エコキュートは「タンク」と「ヒートポンプ」でひとつのシステムとなっており、そのあいだを配管と配線で接続し、この配管には80℃~90℃近い温度のお湯が通ります。
この「高温のお湯」が少しやっかいで、一般的な宅内の「給湯配管」は通常こんなに高温のお湯が通ることはないので、当然そこまでの「耐熱性能」が必要ありません。
蛇口をひねって使う温度は通常40℃前後、お掃除などのために高温で使用する場合も、安全のために最高でも60℃程度までしか上げられないようになっています。
ヒートポンプ配管破裂は、この「高温のお湯」が通る部分に、「耐熱性能」のない配管を使用することで発生してしまいます。
そしてこの配管の選定は施工業者さんによって様々なので、「適切でない施工」が原因の事故とも言えます。
今回の事故事例
H様のお宅に設置されていたエコキュートとヒートポンプを繋ぐ配管には「カキンホース」という配管が使用されていました。
実はこの「カキンホース」は「ヒートポンプに使用可能」という事をウリに一時期販売がされていました。
ですが、約16年の使用で…
ヒートポンプ側は完全に破裂し、水が噴き出した状態。
タンク側は今にもはち切れそうに配管がパンパンに膨らんでしまっています。
現在販売されていないことを考えると、やはり製品的になにか不具合があったのかなと想像してしまいます。
ちなみに「カキンホース」とそっくりな「ハイブリッドホース」というお風呂の追い炊き用配管があり、こちらは完全にヒートポンプには使用不可ですが、取り違えたのか「ハイブリッドホース」をヒートポンプ配管に使用している現場もよく目にします。
これはちょっと擁護のしようがありませんね。
配管交換だけで大丈夫?
配管が破裂してしまったけど。配管だけ交換すれば本体はまだ使えるのでは?と思いますよね?
ですが。この「カキンホース」「ハイブリッドホース」をヒートポンプに使用していると、配管が高温に耐えられず成分が溶け出し、本体を傷めてしまっている可能性が高いです。
写真のように、配管を外すと「黒い水」が出てきます。
ゴムの成分が解けた「黒い水」が本体内に流れ、内部の配管を傷める原因となり、さらなる故障の原因となってしまいます。
水漏れした配管の交換だけで対応可能な場合もありますが、「カキンホース」「ハイブリッドホース」が原因の場合は基本的にはエコキュート本体の交換が一番確実で、長期的に見ても一番安心な対応方法となります。
まとめ
ということで、今回は城陽市のH様よりご依頼いただいたエコキュート交換工事にともなう「ヒートポンプ配管の破裂事故事例」についてご紹介させていただきました。
工事全体については、また改めてご紹介させていただきますのでお楽しみに。
ちなみにEテックスでは、メーカーさんからもお墨付きをいただき、製品10年保証もついた「ヒートポンプ専用配管」を使用させていただいております。
工事のこだわりや、その他施工事例、お客様の声など掲載しておりますので、ぜひほかのページもご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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