京セラ太陽光発電に長州産業の蓄電池を後付け
ごらんいただき誠にありがとうございます。 Eテックスの武智です
京都市のS様邸にて長州産業の蓄電池を設置させていただきました。
S様邸の太陽光発電システムは京セラ製です。
ですが、
長州産業の蓄電池システムは他メーカーの太陽光発電システムとも組み合わせ可能になっています。
主な工事のポイント
- 太陽光パネルは他社メーカーでも接続OK
- 停電時に使える電気は家の一部
主な工事箇所
- ハイブリッドパワーコンディショナーの取付
- 特定負荷分電盤の取付
- 送信機の取付
- 蓄電池の取付
このような感じで、京セラ太陽光に長州蓄電池を設置する工事をさせていただきました。
京セラの太陽光は長州の蓄電池に接続可能
まずは、太陽光パネル。
こちらはそのまま使用できます。
太陽光パネル寿命は20年~30年以上といわれ、とっても長寿命な製品です。
実際に、京セラの1984年に設置されたパネルは今でも順調に稼働しています。
そんなとっても長寿命な太陽光発電パネルに、長州産業の蓄電池システムを接続していきます。
太陽光パネルで発電した電気はパワーコンディショナーへ
続いては、パワーコンデショナー。
もともとは屋内に設置されていました。
京セラのエコノライン402「PVN-402」です。
こちらを蓄電池対応のハイブリッドタイプというものに交換します。
ハイブリッドパワーコンディショナーは屋外タイプになっていますので、外に取付けです。
下記のように、太陽光パネルのケーブルが接続箱という機器につながれています。
蓄電池対応のハイブリッドパワーコンディショナーの取付
次のハイブリッドパワーコンディショナーは接続箱は不要です。
接続箱を取り外して、代わりにハイブリッドパワーコンディショナーを設置します。
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右側がハイブリッドパワーコンディショナーで左の少し小さな機械は、蓄電池と連携するためのDC/DCコンバーターというものです。
パワーコンディショナーは長州産業の「PCS-55RH2A」というものです。
長州産業はソラトモというブランドで蓄電池事業を展開しています。
「CIC」や「ソラトモ」と書かれていましたら長州産業の製品です。
このように、太陽光パネルからパワーコンディショナーまでの配線はそのままで、ここから先を蓄電池システムに置き換えていきます。
停電時に使用できる電気は特定負荷分電盤に接続した一部
先ほどの屋内に設置されていました、もともとのパワーコンディショナー。
こちらは取り外させていただきます。
代わりに特定負荷用分電盤というものを取付けさせていただきます。
特定負荷用分電盤は、停電時に蓄電池から電気が送れるように設置します。
長州の蓄電池システムは停電時には家全体ではなく、一部の電気配線にのみ使えるようになります。
ですので、リビングや冷蔵庫など生活に最低限必要な箇所にしぼって選ぶ必要があります。
取付けの際は、見栄えが悪くならないよう水平を確認しながら固定します。
もともとのパワーコンディショナーのネジ穴や配線穴もきれいに隠すことができました。
最終の仕上がりはこのようになりました。
ブレーカーの交換工事
特定負荷分電盤のとなりのベージュのボックス。
ここには太陽光やオール電化関係のブレーカーが入っていました。
蓄電池対応のパワーコンディショナーになり、容量が変わったのでブレーカーも交換。
オール電化関係のブレーカーも行先がわかるようにシールを貼らせていただきました。
発電状況をモニターで確認するために送信機の取付け
一番左についたのは送信機です。
パワーコンディショナーでの発電状況を無線でモニターに飛ばしてくれます。
もともとの京セラの送信機はユニットバスの点検口内にありました。
こちらも必要なくなりましたので取り外させていただきました。
先ほどの送信機からデーターを飛ばして発電状況などを表示させるのが、こちらのモニター。
無線でデーターを飛ばしているので、電波が届く範囲でしたら好きな場所に置くことができます。
分電盤への配線工事
おおもとの家のブレーカー。
こちらには太陽光発電・蓄電池の配線をつないだり、電気を測るセンサーを取付けます。
配線をつなぎこむ重要な場所です。
間違いのないよう2重チェック、締め付け確認を行い作業ミスが起こらないようにしています。
配線のつなぎこみ完了です。
この作業は停電をして行う必要があります。
安全のため10分~20分ほど停電させていただいて作業させていただきます。
たくさんの配線がありますが、フタを閉めた後はスッキリともと通りです。
長州産業の屋内用蓄電池の設置工事
そして蓄電池の設置工事。
今回は6.5kWhの屋内用蓄電池「CB-LMK65A」を設置させていただきます。
長州産業の屋内用蓄電池の特徴はとてもコンパクトなことです。
特に薄さは業界No.1のたったの12cmです。
同じ屋内用のシャープの蓄電池も十分コンパクトだと思いますが、厚みは26cmで長州と比べて10cm以上も違います。
屋内用の蓄電池でポイントになるのは設置場所。
これだけのコンパクト設計なら、だいたいのクローゼットなどの収納スペースに設置可能です。
S様邸も、こちらのクローゼット内に設置させていただくことになりました。
蓄電池は最軽量な長州でも約52Kg。
厳重に梱包されて、大きさもあるので慎重に運びます。
蓄電池を仮置きして配線ルートを確認します。
配線は今回床下から作業させていただきました。
床下から配線することで露出箇所を最小限にします。
既存の家に配線工事をする場合は、いかに線を隠し、見栄え良く配線できるかが重要です。
床下から配線を通し、蓄電池の横まで線を持ってきました。
見栄えが良くなるように配線カバーにおさめて、蓄電池に配線を接続して設置完了です。
このようにクローゼット内にスッポリと収まります。
メンテナンス時に動かせるようなものでしたら前に物を置いても大丈夫です。
収納スペースを圧迫することなく蓄電池を設置することができました。
蓄電池の設置は一日で完了。その日から停電対策もバッチリ
蓄電池システムの工事は9時~16時の一日で設置させていただきました。
これで、停電時も安心。太陽光の余剰電力も蓄電池に貯めて使えるようになりました。
太陽光の余剰電力をそのまま売ると約8円ですが、蓄電池に貯めて使えば約32円~24円の価値になります。
太陽光の有効活用。電気代の削減。停電対策。一石三鳥の蓄電池システムです。
S様はエコキュート工事させていただいたOBのお客様です。
今回工事させていただきましたS様。
以前にもエコキュートの工事をさせていただき、今回再びご相談いただき蓄電池を設置させていただくことになりました。
いつもご相談いただき本当にありがとうございます。
これからも喜んでいただけるようサービス向上、そして安心してお使いいただけるようアフターサポートさせていただきます。
S様、蓄電池工事のご依頼いただき誠にありがとうございました。
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