ミニ・クロスオーバーSE 充電コンセント設備工事 Y様

ご覧いただきまして誠にありがとうございます。Eテックスの武智です。
本日はMINIクロスオーバーSEの充電用のコンセント工事をさせていただきました。
「MINIクロスオーバー クーパーSE」はご存知でしょうか?
まず、「MINIクロスオーバー」はMINIの中で一番大きなサイズの車です。
その中から、ガソリン車、ディーゼル車、とエンジンの種類が選べるのですが、「クーパーSE」は充電ができるPHV(プラグインハイブリッド)です。
そして、「MINIクロスオーバー クーパーSE」実はMINIにとっては初めてのプラグインハイブリッド車なんですね。
今回は、こちらの車の充電用のコンセント新設工事をさせていただきました。
※インスタグラムの方でも掲載している分の詳しい内容になります。
今回の施工事例のダイジェスト版動画はこちら
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EVコンセントの配線をするためにブレーカ容量アップ、幹線を太くしました
MINIクロスオーバーSEにかかわらず、ほとんどのPHVやEV(電気自動車)の充電用コンセントは200V/20Aのものになります。
今回のY様邸は、この容量で充電すると家のブレーカが落ちてしまう可能性が高い状態でした。
安心して充電できるようブレーカの容量を上げる工事をしました。
こちらが家の分電盤です。
おおもとの配線が2.6mmという太さですので、今の家の電気を使う分でいっぱいの容量です。
外に電気のメーターがあります。
ここで家に入ってきてるおおもとの電線を確認できますが、こちらも同様に2.6mmという太さです。
安全に充電できるように電柱から家につながってる電線そのものを太くしてあげる必要があります。
電線は太ければ太いほどたくさんの電気を流すことができます。
逆に細い電線に、必要以上の電気を流すと熱をもって・・・最悪の場合は焼けてしまいます。
電気のメーターから2階の屋根の近くまで配線工事を行いました。
家と電柱との配線のつながれてる部分を電気工事用語で「引き込み口」と言います。
引き込み口まで、ニュースラットの8という太い電線で配線します。
高所作業になりますので安全に注意しながら配線工事を行います。
配線後がこちらです。
どのルートで配線されているかわかりますでしょうか?
エアコンの配管のルートと同じように配線してなるべく目立たないようにしています。
ピンクのルートで配線されています。
電気のメーターの横にブレーカを取付け
2階からおろしてきた配線を電気のメーターにつなぎこみます。
まずは工事前です。
メーターの横にブレーカーのボックスを取付けます。
こういった部材を取付ける際は水準器を使用して水平になるように工事しています。
ここに配線をつなぎこみます。
配線工事の際は、工事した本人と、もう一人別のスタッフで確認作業を行いミスがないかチェックします。
ダブルチェックが基本です。
仕上がりはこのような形になります。
メーターの箱も、太い配線が収納できるように新しい大きなものに取替えさせていただきました。
一般的な名称ではないですが、電気のメーターの部分から配線を分岐してブレーカを取付けることを「メーター分岐」と呼んでいます。
EVコンセント WK4322を取付け
電気のメーターがある場所は駐車場ですので、さきほどのブレーカーボックスのすぐ下にEVコンセントを取付けさせていただきました。
設置させていただいたのは、パナソニックの200VのEVコンセント「WK4322」です。
こちらと「手元スイッチ」をセットにしたものをEテックスでは一番お手頃なEVコンセント工事として掲載しております。
全体の工事完了後の状態です。
MINIクロスオーバーSEの充電テスト
工事完了後に充電のテストをさせていただきます。
MINIはBMWグループの車ですので、充電ケーブルはBMWのものと全く同じものでした。
ケーブルの長さは約7mです。
今回は工事のためにガレージから車を表に出していただいていたのですが、7mあるので十分届きました。
充電の差し込み口は助手席側のフェンダー
充電ケーブルを差し込む部分は助手席側のフェンダー(前のタイヤの上、辺り)です。
BMWの他のPHV車も同じですが、充電口の周りが丸くLEDで光って充電状態を教えてくれます。
充電中は黄色く光っています。
満充電は緑。
BMWは青く光っていたので、光り方は少し違うようです。
充電テストも問題なく行えましたので、これで工事完了です。
工事時間13時~16時。
約半日の工事になります。
ディーゼル車に比べて燃料代は半額
MINIクロスオーバーSEのバッテリー容量は7.6KWhです。
右上にバッテリーに関して書いていますが、拡大したものがこちら。
カタログに深夜電力で充電した場合の電気代が記載されています。
東京電力の深夜電力とディーゼル車の燃料費と比べたものです。
ここでは、仮に満充電で約100円。
ディーゼルを110円/ℓ。
同じように1000円分で比較した場合にどうか?ということを記載しています。
なんと、充電した場合にディーゼルと比べて約半分の燃料代になることが書かれています。
さらに、実際はディーゼル車は市街地では燃費が落ちるので、さらに差が大きくなるそうです。
MINIクロスオーバーSE。
燃料代が半分で、環境に優しく静かなEV走行。
最高ですね。
関西電力の深夜電力なら満充電で約75.5円
上の表は東京電力のプランで記載されていますが、関西電力はどうでしょう?
関西電力の深夜電力(ナイトタイム)は1KWhにつき9.94円。
MINIクロスオーバーSEのバッテリーに充電する容量は7.6KWh。
満充電までには約3時間。
ということは・・・
7.6KWh×9.94円/KWh≒75.5円
になります。
満充電で42Km走れるそうなので、75.5円で42Kmも走れることになりますね。
プラグインハイブリッドは深夜電力が使える「はぴeタイム」との組み合わせがお得ですね。
関西電力の従量電灯Aなら満充電するのに約199円
深夜電力がお得なのは間違いないですが、オール電化ではないご家庭は「従量電灯A」というプランになっていることが多いです。
こちらの場合は、1KWhにつき26.19円。
同じように計算すると・・・
7.6KWh×26.19円/KWh≒199.0円
になります。
それでも、ガソリン車と比べると燃料代はかなり安くなります。
お得に充電するためには電気プランの見直しがポイント
電気のプランによって、充電にかかる費用が変わってきますのでEV車、PHV車をご購入の際は、電気のプランの見直しも一緒に行うといいですね。
設置条件が問題なければ「はぴeタイム」の加入条件であるエコキュートの設置なども一緒に検討するのがいいです。
車の使用頻度にもよりますが、週に2回、満充電にした場合の比較で、深夜電力と従量電灯Aでは年間1万2,000円ほども差が出ます。
エコキュートを導入した場合の光熱費がどれぐらい変わるかというシュミレーションもEテックスで行っていますので、こちらもお気軽にご相談下さい。
Y様、EVコンセントの工事のご依頼いただき誠にありがとうございました
最後に記念撮影をさせていただきました。
数ある工事店の中からEテックスにご依頼いただき誠にありがとうございました。
工事の際に、ご依頼の経緯をお伺いいたしました。
EVコンセント工事の工事会社を探される中で弊社のYOUTUBE動画を見ていただいたそうです。
アウトランダーPHEVの動画だったそうで、そこからさらに検討される中で、次はホームページの方に行きついたそうです。
そこでTOPページをごらんになって、
「あっ、YOUTUBEの人や!」
となったそうです。
動画、ホームページのスタッフ写真で、「どんな人が来るんだろう」というご不安が少しでも和らいでいましたら嬉しい限りです。
動画とホームページの両方をごらんになって、お見積り依頼、そして今回のご依頼となりました。
ご依頼後はLINE@を通じてご連絡のやりとりをさせていただきました。
今はLINEの方が簡単で、動画や写真も見ていただけるので、メールよりも「LINEの方が使いやすい」という方が増えています。
YOUTUBE、ホームページ、LINEなど、お客様にたくさんの情報をお届けるよう、そして便利、わかりやすなように努めています。
Y様、貴重なご意見いただき誠にありがとうございました。
またお困り事などございましたらお気軽にご相談下さい。
これからもアフターサービスを通じてのお付き合い宜しくお願いいたします。
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太陽光発電・蓄電池・オール電化「売りっぱなし撲滅!」を胸に創業22年施工実績5,000件以上のお客さま満足度NO.1の会社です。
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