シャープ 8kW太陽光発電・6.5kWh蓄電池システム設置工事|M様邸
ごらんいただき誠にありがとうございます。
Eテックスの武智です。
京都市のM様邸でシャープの蓄電池・太陽光発電の同時設置工事をさせていただきました。
8kW太陽光 NU-250AJ×32枚
6.5kWh蓄電池 JH-WB1921
M様はこれまでにもエコキュートや、食洗機など工事をさせていただいたお客様です。
いつもご相談いただきありがとうございます。
以前からご検討いただいていました蓄電池・太陽光発電ですが、国の補助金、京都市の補助金が併用できるタイミングとあって導入いただくことになりました。
今回、金属縦葺き屋根でしたが、「屋根に穴をあけない特別な工法」により太陽光パネルを設置させていただきました。
この工法はシャープ認定店しかできない特別な工法となっています。
通常の屋根に直接固定する施工でも全く問題ありませんが、お客様にとってはやっぱり安心感が違いますね。
工事は太陽光パネル設置工事1日、電気工事1日の計2日で完了。
太陽光パネルで電気を発電し、万が一の停電も安心、電気の自給自足に近い生活になりました。
M様、蓄電池・太陽光発電工事のご依頼いただき誠にありがとうございました。
シャープの太陽光・蓄電池システムを設置
今回設置させていただいたのはシャープの太陽光発電・蓄電池システムです。
屋根には、250Wの太陽光パネルを32枚設置して8kWの発電システムになります。
パワーコンディショナーは蓄電池対応の連携型「JH-55KF4」と「蓄電池コンバーター」を取付けてハイブリッド型のシステムになります。
少しややこしいですが、太陽光と蓄電池の両方を兼用するパワーコンディショナーになります。
蓄電池は6.5kWhの容量の「JH-WB1921」を設置させていただきました。
その他、モニターやHEMSを組み合わせて、「家中まるごと停電対応」のシステムになっています。
もしもの停電の際も、家中の電気を使えて、さらに200V機器も使用できます。
急な停電時に家のどこにいても安心で、いつも通りに近い生活が可能になります。
太陽光発電システムの設置工事
こちらの金属屋根に太陽光発電システムを設置していきます。
事前に現場調査をさせていただき、作成した図面通りに設置していきます。
寸法を確認し、金具の位置を割り出し、墨出しをしていきます。
屋根に架台を取付けるための専用金具を取付けます。
この専用金具はボルトを締めて挟み込むことで固定できます。
これで屋根に穴を開けずに太陽光パネルを設置することが可能になります。
屋根に穴を開けない工法は、他にもありますが、シャープのメーカー保証が適応される設置は認定でしか施工できません。
金具の上に架台を固定します。
固定する箇所が多いので一ヶ所一ヶ所、締め忘れがないようにマーキングしながらチェックしています。
架台はまっすぐになるように位置を微調整して、パネルを設置していきます。
パネルや部材は安全のために専用の荷揚げ機で屋根まで上げています。
一枚ずつ配線を接続し、架台に太陽光パネルを固定していきます。
一枚一枚慎重に取付け、固定し、32枚の太陽光パネルを設置しました。
これで250W×32枚=8kWの太陽光発電システムの設置完了です。
後片付けをして、ここで一日目の工事は終了。
翌日は電気工事、蓄電池を設置していきます。
蓄電池システムの設置工事
先ほどの太陽光パネルで発電した電気は配線ケーブルにまとめて、一階に設置するパワーコンディショナーまで導きます。
配線ケーブルは2重管という耐久性の高い専用の保護管に入れています。
今回はなるべく目立たないように雨樋沿いに1階まで配線させていただきました。
こちらは一階部分ですが、こちらの壁にパワーコンディショナーを取付けます。
パワーコンディショナーには太陽光パネルからの配線と家の電気が集まる分電盤の配線もつなぎます。
配線が表に出ないように、ユニットバスなどの点検口を利用して、一階と二階の間の天井裏スペースを配線していきます。
配線を露出させることなく分電盤からの配線をもってくることができました。
パワーコンディショナーの土台を取付けて、周囲に防水のコーキングを行います。
パワーコンディショナーの本体を取付け。
屋根からの配線、家からの配線をつなぎこんでいきます。
右側にある小さな箱は蓄電池用コンバーターといい、蓄電池へ電気を中継するための機械です。
パワーコンディショナーの下に蓄電池を設置していきます。
電池を組み込むと動かないぐらい重たいので、ガタツキがないよう設置前に水平の調整をします。
リチウム電池を組み込み、配線を接続します。
蓄電池は設計上、左から、2本の保護管で配線を接続するようになっています。
エアコンよりも小さいぐらいですが、6.5kWhの容量で電気を貯めて、家を守ってくれる心強い蓄電池です。
モニター・HEMS・電力切替え盤の設置
家の中には発電状況のわかるモニターを設置させていただきます。
大きさは給湯器のリモコンと同じぐらいの大きさです。
発電状況以外にも、家で使用してる電気の量や、蓄電池の残量など、モニターを設置することで「家の電気の見える化」ができます。
見える化で、省エネ意識が働いて、電気代が1割削減できると言われています。
確かに今まで使い過ぎかどうかも数字でわからなかったのですが、モニターを見れば一目瞭然です。
さらにインターネットと連携できるHEMSを設置。
HEMSとモニターも無線LANでつながっています。
HEMSがあることで、インターネットから気象情報を取得し、天気に合わせて蓄電池を最適に制御したり、もし停電が起こりそうな場合に自動で充電してくれます。
お客様自身でわずらわしい操作をしなくても、安心して電気を使えるようにしてくれるのがHEMSの役割りです。
こちらは普段は操作することはありませんが自動切替分電盤というものを取付けさせていただきます。
この分電盤は家のブレーカー、パワーコンディショナーともつながっています。
切替え盤の中にはブレーカーや自動切替装置が入っています。
普段は操作しませんが、もし停電が起こった場合に自動で、蓄電池からの電気に切替えてくれる装置になります。
いざ、停電が起こった際に、お客様で操作をしなくても電気が使えるようになる安心のための切替え盤です。
切り替わるイメージは下の動画をご参考ください。
(一度停電してから数秒で電気が蓄電池に切り替わり復旧します)
最後に太陽光発電システムを稼働させる前に、専用の機械で点検を行います。
太陽光発電システムの配線も問題ないことが確認できました。
Eテックスでは太陽光発電システムを安心してお使いいただけるよう、設置後の点検と、定期的な点検を専用の機器で行っています。
点検機器での点検を行っていないと、「実は設置当初から不具合があった」なんてこともあります。
ある時に発電量が下がると「故障かな?」となりますが、実は配線が一個つながっていなくて「最初から低くて気付かない」なんてこともあります。
2日間で全ての工事が完了。
正確には、関西電力さんとの連係を開始して、正式な運転となります。
M様、これで万が一の停電も安心ですね。
このコロナ禍ですので、わが家で安全を確保できるのはとても重要なことになっています。
コロナウイルスなども含めて、何がいつ起こるか、変化するかわかりません。
万が一の対策ができているのはとても心強いです。
これから10年~20年と安心して発電、電気をお使いいただけるよう私達も定期点検を通じてM様邸を見守っていきたいと思います。
M様、太陽光発電、蓄電池工事のご依頼いただき誠にありがとうございました。
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