スマートスターL設置工事 Y様邸
ごらんいただき誠にありがとうございます。
Eテックスの武智です。
Y様邸にて「スマートスターL」9.8kWhの蓄電池システムの設置工事をさせていただきました。
スマートスターLには蓄電池に必要な機能が全て備わっています。
- 9.8kWhの大容量
- 停電時も家中の電気が使える
- 200Vも使用可能
- 太陽光発電も停電しても通常通り使用可能
- AIで日々の電気を賢く運用
Y様邸は、もともと太陽光のパワーコンディショナーが故障したことがきっかけでご相談いただきました。
パワーコンディショナーの取替と同時にスマートスターLを設置して蓄電池システムへとバージョンアップしました。
工事は事前に基礎工事、設置工事、試運転と3日お伺いさせていただきました。
もともとご自身でパソコンの無停電装置を導入されていたY様。
これでさらに停電に強いお住まいになりました。
工事後にY様と記念撮影
Y様、スマートスターLの設置工事のご依頼いただき誠にありがとうございました。
工事の詳しい内容は続きをご覧ください。
スマートスターLについて
スマートスターLは伊藤忠商事が販売をしている蓄電池です。
その特徴は停電時でも9.8kWhの蓄電池で家まるごとバックアップできることです。
さらに200Vも使用可能。
停電時もIH、エコキュートや200Vエアコンも使うことができます。
さらに、太陽光発電も停電時でも通常使用可能という、他メーカーにはない特徴もありまし。
通常は停電すると「自立運転」というのに切り替わり出力などが制限されます。
ですが、スマートスターは特殊な専用配線で、蓄電池からの電気で、太陽光も停電してない時と同じように動作できるようになっています。
これは、特許の関係かスマートスターLだけの機能で他社メーカーにはない機能です。
このように停電への備えとしてこれ以上ない蓄電池であるスマートスターLを設置させていただきました。
スマートスターL用に基礎工事
スマートスターは屋外用の蓄電池です。
そして、内部にはリチウムイオン蓄電池、専用パワーコンディショナーも内蔵されているため200kg近い重さがあります。
ですので、しっかりとしたコンクリート基礎が必要になります。
こちらがスマートスターLの設置予定場所です。
基礎を作る分だけ、土をとって整地していきます。
コンクリートを打つ前に砕石をまいて、転圧。地盤を固めます。
型枠を組んで、コンクリートを流して整えていきます。
しっかりと乾燥させて、基礎も完成。
スマートスターLの設置の準備が整いました。
スマートスターLの運搬・設置
スマートスターを設置するためにアンカーボルトを基礎に打ち込みます。
スマートスターは梱包を含めると重量が200Kg近くになるため、メーカーさんが手配した運送業者さんが運んでくれます。
現場に大型のトラックで到着。
本体を保護して、慎重に運搬
無事に運搬完了しました。
(スマートスターLの注意点としまして、このように、運搬がとても大変ですので、設置場所によっては運搬費が追加で必要であったり、設置が難しい場所もあります。)
基礎に乗せてもらった後はこちらで設置作業を続けます。
本体の水平を確認しながらアンカーボルトに固定します。
スマートスターLへの配線工事
スマートスターLは家中の電気をまるごと停電対応や太陽光発電も動かせることから、沢山の配線をつなぎ込む必要があります。
配線の露出が最小限になるように、スマートスターに近い場所で配線を取り出します。
ここはちょうど1階と2階の間にあたる場所です。
浴室の点検口から覗きこみ
さきほどの外から穴あけをした場所とやりとりしていき、家の中に配線が出ないように工事を進めていきます。
配線を取り出した後は、化粧ダクトでカバーをしてキレイに仕上がていきます。
ギリギリまで化粧ダクトで配線。
最後は指定の保護管を使って、スマートスターLに接続します。
たくさんある配線をつなぎこんで、スマートスターLの本体の設置は完了です。
スマートスターLの大きさ
重量はありますが、大きさは意外とコンパクトになっています。
高さが1145mmですので背が低く圧迫感はありません。
本体の後ろにはメンテナンスのための約10cmほどスペースがあいています。
左右や前後にもメンテナンスのためのスペースが必要になりますので、あまり狭い通路には置くことができませんのでご注意ください。
スマートスターLのための屋内の電気工事
さきほどのたくさんの配線は家の中のブレーカーへと接続していきます。
ブレーカーはこちらの場所に設置させていただきます。
左は太陽光のパワーコンディショナーで右は太陽光のブレーカーです。
こちらのパワーコンディショナーは故障しているため取り替える必要があります。
本来なら同じ場所に設置できればいいのですが、この場所は設置基準に適合していません。
上部に15cmほどスペースは必要なはずですがピッタリとくっついています。
スペースがないと排気や給気はうまくできなくなってしまいます。
もしかすると・・・故障した原因は設置の仕方に問題があったのかもしれません。
新しいパワーコンディショナーは別の場所に設置するので、まずはこちらを撤去します。
先ほどのスマートスターLからの配線を天井裏を通して、取り出します。
後からリフォーム工事をされているので、壁紙が貼られていませんので、見栄えがキレイになるように化粧板をつけさせていただきました。
さらにこの上からブレーカーをおさめるボックスを取付けさせていただきます。
これで壁紙の貼れていない部分もスッキリおさまりました。
この中には、スマートスターや太陽光に関するブレーカーが入っています。
普段はさわることはありませんが、メンテナンス時に操作することがあります。
万が一、お客様で操作していただくことがあった場合のために、なんのブレーカーが明示させていただいています。
パワーコンディショナーの取替工事
もともとのご相談のきっかけになったパワーコンディショナーの取替工事もさせていただきます。
さきほど扉の上についていましたパワーコンディショナー「三洋 SSI-TL45A1」。
この場所は設置基準を満たしていないので、場所を変更になります。
新しく設置する場所はこちら。
ここでしたら十分な設置スペースを確保しながら配線も可能です。
まずはパワーコンディショナー用の背板を取付。
傾きがないように水平を確認しながら固定していきます。
本体を設置し、配線をつなぎこんでパワーコンディショナーの取付け完了です。
新しいパワーコンディショナーはパナソニックの「VBPC240NC2」です。
太陽光発電の点検
パワーコンディショナーの交換もできたので、太陽光発電の運転を再開していきます。
まずは念のため太陽光発電に異常がないか点検を行います。
パネル内部、配線に断線や異常がないか専用の点検器具で確認。
全てのパネルに異常がないことが確認できました。
もう一点は太陽光パネルの目視点検。
合わせて、ひどい汚れや割れがないかも確認しましたがこちらも特に異常ありませんでした。
これで安心して太陽光発電の運転を再開させていただけます。
スマートスターLのモニターの取付
スマートスターL用のモニターの取付けも行います。
スイッチの横のモニターが既存の三洋の太陽光モニターですが、こちらはもう使えなくなるので、この場所に代わりにスマートスターLのモニターを取付けます。
専用のモニター配線を通し直して取付けさせていただきました。
スマートスターのモニターで、蓄電池残量だけでなく、家の消費電力や、太陽光の発電状況も全て確認できるようになっています。
モニターの横についてる機械は、インターネットののWi-Fiルータです。
モニターを直接インターネットに接続することで、AIによる賢い制御で、日々の電気の使い方や、天気の情報をもとに蓄電池の充放電を最適化してくれます。
Y様、スマートスターLの設置工事のご依頼いただき誠にありがとうございました。
工事は、事前の基礎工事。
設置工事。
試運転、お引渡し。の計3日で完了です。
実際の試運転でも、疑似停電を行いましたが、家中の電気が使えることからまるで停電していないかのような状態でした。
200VのIHクッキングヒーターもしっかり使えました。
これで停電が起こったとしてもほぼ日常と変わらない生活を送っていただけます。
太陽光発電もパワーコンディショナーが復活して運転再開。
太陽光パネルは20年~30年と使っていただけるものなので、これからも蓄電池と一緒に大活躍ですね。
Y様、スマートスターLの設置工事のご依頼いただき誠にありがとうございました。
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