シャープ太陽光発電「JH-L205」にシャープ8.4kWh蓄電池を後付け設置
ごらんいただき誠にありがとうございます。
Eテックスの武智です。
先日F様邸にてシャープの8.4kWh蓄電池の設置工事をさせていただきました。
F様邸は、もともとシャープの太陽光発電をお使いで、太陽光パネルはそのままで蓄電池システムを後付けさせていただきました。
お問合せいただいたキッカケはホームページをご覧になったこと。
蓄電池を検討する中で、色々見ていただく中でEテックスの施工事例をご覧いただいたそうです。
F様から言っていただいたのが、「工事の内容が詳しく書いてあって、ていねいに工事をしていただけそうだったので」ということでした。
嬉しいお言葉ありがとうございます。
大切な家の工事であり、決して安い買い物ではない蓄電池。
「ていねいな工事」はとても大切なことです。
家電と違って、工事がともなうものは電気工事の質で寿命も変わってきますし、仕上がりも全然違うものになります。
ましてや、蓄電池の工事はより複雑な配線になるので、丁寧で高品質な工事が求められます。
普段、色々な工事を見る機会が少ないお客様にとって、工事の質を見分けるのは難しいかと思います。
そんな不安な部分を少しでも安心いただければと思う部分もあり、施工事例を掲載しています。
たくさん写真を載せれるのも、一件一件、見栄えにこだわり、ていねいに工事していますので自信を持って掲載できます。
変な写真は載せれないですからね。
そんな施工事例がご依頼のキッカケになり、とても嬉しく思います。
F様、この度は問合せ、そして蓄電池工事のご依頼いただき誠にありがとうございました。
工事の詳しい内容は続きをご覧ください。
パワーコンディショナーをハイブリッドタイプのJH-55KT3に取替
蓄電池システムにバージョンアップする際に必要になるのが、パワーコンディショナーの交換。
パワーコンディショナーは太陽光用のもの、蓄電池用のもの、両方の機能を備えたハイブリッドタイプなどがあります。
F様邸でお使いのもともとのパワーコンディショナーはこちら。
シャープのJH-L205です。
10年前のものになりますので、もちろん太陽光専用のパワーコンディショナーになります。
こちらのパワーコンディショナーを取り外して、蓄電池にも対応したハイブリッド型パワーコンディショナー「JH-55KT3」に交換させていただきました。
大きさが若干小さくなるので、外壁塗装の濡れていない部分が少しでましたが、なるべく隠れるように取付け。
遠目で見ていただく分にはほとんどわからないよう配慮して設置させていただきました。
太陽光の回路が多いので接続箱で5つから3つに回路を集約
工事の専門的な話になりますが、もともとの太陽光発電は5つの回路に分かれていました。
シャープの現在のパワーコンディショナーに5つの回路のものはありませんので、「接続箱」という専用の設備を設けて、5つから3つへと回路を集約させていただきました。
10年以上前のシステムではこのような工事が必要になる場合が時々あります。
パネルの型式によって対応方法が異なりますが、F様邸でお使いの「NE-130AJ」という太陽光パネルではこの接続箱でまとめる方法で対応可能です。
ブレーカーの交換とCTセンサーの取付け
外付けされていましたパワーコンディショナー用のブレーカーの交換とCTセンサーの取付けもさせていただきました。
ブレーカーは新しく設置させていただいた先ほどの「JH-55KT3」に合わせた40Aのものに交換。
今まで、家の中の消費電力は計測されていませんでしたので、これからはモニターで確認できるよう「CTセンサー」も新たに取付けさせていただきました。
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パワーコンディショナーの交換後
配線方法が変わり、さらに蓄電池、家の中への配線が増えるのですが、できる限り見栄えがきれいになるよう、ダクトカバーを使って仕上げさせていただきました。
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蓄電池、分電盤への配線は床下から
パワーコンディショナーから蓄電池までの配線が極力、表に出ないよう床下を通して配線させていただきました。
床下換気口から保護管に入れて配線を入線。
床下へは、こちらの点検口から入ります。
配線がグチャグチャにならないよう、床下でもきっちりまとめていきます。
分電盤へは壁と床のすき間を利用して、配線します。
家の中に配線が露出することなく、分電盤までパワーコンディショナーと配線できました。
続いて、蓄電池の設置場所は同じように床下換気口から保護管を通じて、配線を出させていただきました。
屋外用8.4kWh蓄電池の設置工事
先ほど配線を出した場所に蓄電池の設置を行います。
シャープの蓄電池は部品がバラバラになったものを現場で組み立てるタイプになっています。
まずは、土台となる基礎ブロックを置いて水平確認。
地面を整地して傾きのないように調整します。
ここに4つのリチウム電池を入れます。
4つで合計8.4kWhの容量になります。
一つ一つ、慎重に蓄電池本体へ組み込んでいきます。
配線をつなぎ込んでいきます。
初期試運転完了後にフタをして、8.4kWhの設置完了です。
こちらはシャープの大容量タイプの「JH-WB1821」になります。
左側には、床下から持ってきた配線があり、パワーコンディショナーとつながっています。
特定専用回路をつなぎ変える工事
先ほど、分電盤まで配線した線は、特定専用回路といい、停電時にも使いたい電気回路につなぎこみます。
今回設置させていただいたシャープの蓄電池システムは、特定負荷タイプといい、停電時にはあらかじめきめられた場所で電気が使えるシステムになっています。
リビングの照明や冷蔵庫など、停電時にも欠かせない場所へと配線します。
F様邸もリビングに電気が送れるように配線させていただきました。
左についてる箱は切替スイッチといいメンテナンス用に必要な機器となっています。
太陽光モニターの交換
モニターも新しいものへと交換します。
こちらが既存のモニター。
発電電力のみで、消費電力などは表示できないタイプになっています。
こちらが新しく設置させていただいたタッチパネルのカラーモニター。
発電と消費電力の他に、蓄電池の運転状況も確認できます。
太陽光発電パネルの点検
蓄電池システムの運転前に太陽光のパネルの点検もさせていただいています。
結果は問題なく正常に稼働していました。
ごくまれにですが、ケーブルやパネル内部で断線していることもあります。
これから太陽光&蓄電池システムとして、さらに頑張る太陽光パネルに異常がないか確認しておくとはとても大切です。
HEMSを設置して、気象予報を連動させる
蓄電池システムをより活用していただけるよう、蓄電池と一緒にHEMSを設置させていただいています。
HEMS自体はこんな小さな機械。
シャープの「JH-RVB1」。
こんな小さな機械ですが、HEMSがあることでインターネットより気象情報を取得。
例えば、警報などで停電の恐れがある場合は、自動で蓄電池に充電を開始し、停電に備えます。
さらに、平常時も翌日の天気情報と普段の電気の使用量をAIが自動で判断。
例えば、翌日が雨で太陽光の発電が見込めない。
そんな時も必要であれば深夜電力を使って蓄電池を充電して光熱費をおさえるように自動で運転してくれます。
F様、蓄電池工事のご依頼いただき誠にありがとうございました。
配線工事はたくさんありますが、蓄電池の工事は一日で完了します。
これで、48円の買取期間が終了したF様邸も太陽光の電気を有効活用できます。
さらに、8.4kWhの蓄電池で停電が長期間続いた場合も安心ですね。
F様、この度は、蓄電池工事を数あるお店の中からEテックスにご依頼いただき誠にありがとうございました。
蓄電池の正しい知識を身につけてトラブルを回避
HPには掲載しきれないこともたくさんありますので、Eテックスでは蓄電池の情報をまとめた小冊子を無料でお届けしています。
特にトラブルが多い訪問販売で契約する前にこちらの小冊子で正しい知識と最新情報を身につけてください。
これからご検討する方はぜひご参考ください。
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