宇治市T様邸 太陽光発電システム設置工事(シャープ3.7KW)
ご覧いただきまして誠にありがとうございます。Eテックスの武智です。
宇治市のT様邸にて太陽光発電システムの設置工事をさせていただきました。
設置させていただいたのはシャープの3.7KWシステム。
3種類のブラックソーラーを組み合わせて、屋根にピッタリレイアウト。
前々から太陽光発電のご検討いただいていまして、今回、屋根の塗装工事との兼ね合いや、補助金の活用でお得に導入できるタイミングとあって、ついに念願の太陽光発電・蓄電池システムを導入いただきました。
6.5kWhの蓄電池も組み合わせて、電気を作って、貯めれる、災害に強いエコなお住まいになりました。
お近くに、息子さんのご家族も住まわれてることもあり、これからはT様邸が災害・停電時の拠点になるのでとても安心です。
ほんとね、停電すると電気だけはいくらお金があっても買えないので貴重なライフラインです。
工事後に蓄電池を一緒に持っていただきT様と記念撮影。
T様、太陽光発電・蓄電池システムの工事のご依頼いただき誠にありがとうございました。
工事の詳しい内容は続きをご覧ください。
屋根の塗装工事
太陽光パネルの設置前に、屋根の塗装工事をさせていただきました。
まずは、安全作業のため足場の組立。
↓
T様邸の屋根はスレートと呼ばれる屋根材です。
(カラーベストと呼ばれることもあります。)
10年~15年に一度、定期的な塗装でメンテナンスが必要です。
わが家の屋根もスレート9年目なんで、そろそろ塗装のことも考えてかないといけません。
まずは、洗浄作業。
ちなみに、今回のT様邸は5寸という急な勾配でしたので屋根の上にも足場を組んでいます。
下塗り、中塗りと重ねて塗装をしていきます。
屋根塗装工事が完了しました。
(塗装前)
↓
(塗装後)
(塗装前)
↓
(塗装後)
これで、太陽光パネルを設置する準備が整いました。
太陽光発電パネルの設置工事
塗装の完了した屋根に太陽光パネルを設置していきます。
太陽光パネルの位置を決める墨出し作業
設置する太陽光パネルのレイアウトに合わせて、金具の位置を決めていきます。
屋根に対して、水平、垂直になるよう線を描く「墨出し」という作業をします。
墨出し後知金具を仮で配置。
配置に間違いがないか、もう一度確認しています。
確認をせずに金具の取付けを始めたら、もうやり直しはききません。
お客様の大切なお家の屋根です。
確実な施工を行うために2人以上で確認を行っています。
太陽光パネル用の金具取付け作業
配置は問題ことが確認できたので、屋根に取付けていきます。
実際には、屋根材の下にある「野地板」という下地に固定します。
そのため、屋根材に、まずは穴あけ作業。
穴あけも固定する下地にまで穴を開けないように、ストッパーを使って確実な施工を行っています。
切粉を吸いこみます。
ブロアーという機械で切粉を飛ばす現場も見かけますが、周囲のご迷惑にならないようEテックスでは吸い込んで回収しています。
切粉を掃除した後は、防水のためのブチルゴムを挿入します。
こんな小さなゴムの塊ですが、ダムの止水や防水にも使われているものです。
先ほど開けた穴にブチルゴムを入れて、ネジを固定することでネジのすき間をブチルゴムが埋めて、防水処理を行います。
ネジの頭にもパッキンが入っていて何重にも防水されています。
最終的には金具一個に対して、専用のネジ4本で下地に固定されています。
イメージはこのようになっています。
シャープのHPより:高品質な設置方法
金具の設置が完了しました。
太陽光発電用架台の取付
先ほどの金具は土台のようなものです。
土台に太陽光パネルを設置するための架台を取付けます。
こちらのレールの上の太陽光パネルを載せて、一段一段固定する工法です。
太陽光パネルの設置
こちらのブラックソーラーを屋根に設置していきます。
ブラックはブラックですが、光の当たり方によっては濃い~い青に見える色です。
T様邸の屋根にピッタリレイアウトできるように、NQ-225AG、NQ-159AG、NQ-103RGという3種類のパネルを使用させていただきました。
シャープ:太陽光カタログより
Eテックスでは安全のため専用のリフトを使用して太陽光パネルを屋根に上げています。
太陽光パネルを一枚一枚丁寧に運んでいきます。
架台にセットすると抜けない構造になっています。
一列パネルを設置できたら架台を固定して、次の段を設置していきます。
この作業を繰り返して、最終的にこのように太陽光パネルを設置させていただきました。
南西面(NQ-225AG×12枚)
南東面(NQ-159AG×3枚 NQ-103RG×6枚)
ちょっと遠くから撮影したのがこちら。
シャープのブラックソーラーは発電能力が高いので、限られた屋根面積でも3.7KWという発電をすることができます。
(一般的なお住まいでは3~5KWのシステムを設置させていただきことが多いです。)
太陽光発電システムの電気工事
今回、蓄電池も同時に導入いただきましたので、蓄電池に対応した電気工事を行わさせていただきました。
ハイブリッドパワーコンデショナーの取付け
太陽光パネルで発電した電気はそのままでは家庭では使えません。
電気を変換する機械は必要になります。
それがパワーコンデショナーです。
蓄電池も同じく電気を変換する必要があります。
2つの機能を兼ね備えたハイブリッドタイプのパワーコンディショナーを設置させていただきました。
ハイブリッドタイプは電気の変換する回数を減らすことで効率よく太陽光の電気を使えます。
2つ分の機能を備えているのでコストパフォーマンスに優れていて、省スペースで設置できるのがポイントです。
シャープ JH-42JT2
ハイブリッドパワーコンディショナーから蓄電池へと接続されます。
こちらは屋内用の6.5kWh蓄電池「JH-WB1711」です。
そして分電盤につながって、家庭で太陽光発電の電気を使えるようになります。
色々スイッチがついていますが、普段は何も触らなくても、太陽光、蓄電池、関西電力の電気と自動で切り替わります。
お客様で操作しなくても大丈夫なシステムになっています。
発電状況を確認できるモニターの取付け。
試運転で動かした状態が表示されています。
この時点で太陽光の電気だけで家で使ってる電気全てをまかなっています。
さらに、余った電気は蓄電池に貯めている状態です。
太陽光の光だけで発電して、家の電気を全てまかなえてるって、やっぱりすごいですね。
今まで電気は買うものでしかなかったのが、一変した瞬間です。
※蓄電池を含めた電気工事の詳しい内容は次回の工事事例でご紹介予定です。
太陽光発電の可能性
「太陽光発電はもう売電できないんじゃないの?」
と言った誤解をされてることがあります・・・が!
全然そんなことはありません。
まだまだ売電はできます。
そして、「太陽光発電=売電」と思われていますが、売電とは、『発電した電気を家で使って、さらに余った分を売ること』です。
家で使うことと、売電をすることで、電気代がほとんどいらない生活になるんですから、設置するメリットってのは今も昔も変わりません。
むしろ、設置費用が下がったことや、商品のラインナップが豊富になったことで、太陽光発電システムは設置しやすくなっています。
まだまだ太陽光発電システムを導入いただくことで、電気代を大きく削減することも可能です。
T様邸も前々からご検討していただいていたそうですが、今回、他の工事との兼ね合いや、補助金の活用でお得に導入できるタイミングとあって、ついに念願の太陽光発電・蓄電池システムを導入いただきました。
T様、太陽光発電、蓄電池システムの工事のご依頼いただき誠にありがとうございました。
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