シャープ太陽光発電の「JH-S303」の故障で蓄電池システムにバージョンアップ 宇治市T様邸
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地元密着、施工実績5,000件以上!
太陽光発電・蓄電池を自社施工している京都府城陽市のEテックスの武智です
宇治市のT様邸でシャープの太陽光発電システムから蓄電池システムにバージョンアップの工事をさせていただきました。
Eテックスは太陽光発電・蓄電池のNo.1メーカーのシャープより、「地域密着の専門のアドバイザーがいる施工・販売実績を持つ代表的な企業」として、「シャープ サンビスタメンバー」に認定いただいています
サンビスタメンバーは全国で273社。京都はなんとわずか3社。
城陽市ではEテックスが唯一の認定です。
これまでにも多数の太陽光発電・蓄電池の工事をさせていただいてますので、安心できる工事店をお探しの方は、他の事例も合わせて是非ご参考ください。
蓄電池の増設工事
シャープの太陽光発電システムに蓄電池を後付けする場合は、主に以下のような工事を行います。
- パワーコンディショナーを蓄電池対応のハイブリッドタイプに交換
- 蓄電池の設置
- 停電時に使えるよう電気配線の接続替え
もともとは約18年前に設置された約2.2kWの太陽光発電システム。
(シャープ NE-132AKを17枚)
今回、パワーコンディショナーの故障をキッカケにご相談をいただきました。
残念ながらパワーコンディショナーは18年前の機種のため修理はできなかったため、新しいパワーコンディショナーをハイブリッドタイプにし、蓄電池システムも導入いただきました。
(※ハイブリッドタイプは太陽光発電と蓄電池の両方の電気を1台で管理できるパワーコンディショナーのことです。)
ハイブリッドパワーコンディショナー「JH-42KT2B」への交換工事
こちらが既存のパワーコンディショナーです。
約18年前に設置された最大出力3kWのシャープの「JH-S303」です。
配線を最大3系統接続できるタイプでしたが、今回接続されていたのは2系統でした。
接続されている系統数によって、交換用のパワーコンディショナーをどういった機種にするかの選定も変わってきます。
今回は2系統でしたので、2系統接続できるハイブリッドパワーコンディショナーの「JH-42KT2B」に交換します。
パワーコンディショナーの配線を取外し、本体を撤去します。
新しいパワーコンディショナーの背板を取付け。
蓄電池にも対応したハイブリッドパワーコンディショナー「JH-42KT2B」を取付け。
4.2kWh蓄電池「JH-WB1621」の設置工事
蓄電池はパワーコンディショナーの真下に設置させていただくことが多いのですが、今回はエアコンがあり設置スペースが限られていました。
なんとかコンパクトに収まるよう、配線を埋設し、向かい側の植木の空いたスペースに設置させていただきました。
蓄電池は地面を整地し、水平を調整してガタツキのないよう設置。
この中に、リチウム電池を組み込み、配線を接続して、蓄電池を組み立てます。
シャープの4.2kWh蓄電池の「JH-WB1621」です。
幅50cmの奥行が36cmですので、エアコンの室外機よりも小さなスペースで設置することができます。
電気工事 ブレーカー交換 電気を計測するセンサー取付け
もとの太陽光発電システムは外にブレーカーを取付けて設置されていました。
すでに使用されていないブレーカーもあったため、ブレーカーを組替えと、今回は家の電気の使用量が計測できるようにセンサーも取付けさせていただきました。
家のおおもとの配線から組み替える必要があるため、20分ほど停電させていただき作業させていただきました。
電気工事 発電量を確認できる「JH-RWL8」モニターの取付け
家の中で発電量を確認できるモニターも交換させていただきました。
もとのモニターはこちら。下のコンセントは停電時に太陽光の電気を使うための自立コンセントです。
このタイプのモニターの場合、既存の配線を流用することができないので、新たに配線をする必要があります。
こちらのモニターの設置場所はリビングから離れた部屋のため、普段は確認しずらいので、別の場所に新たにモニターを設置します。
そのため、こちらのモニター、自立コンセントは取外し、配線穴やネジ穴があるためカバープレートを取付けさせていただきました。
モニターはリビングから確認しやすいこちらの位置に移設します。
先ほどのパワーコンディショナーから、床下を通し、壁の中を通し、配線を表に見えないように隠蔽し、モニターを設置させていただきました。
発電量だけでなく、家の電気の消費量、さらに蓄電池の残量など、電気の流れがアニメーションでわかりやすく確認できるようになりました。
こちらの「JH-RWL8」は最新型のモニターですので、いざ停電した場合も蓄電池が後どれぐらい使えるのかも表示されるようになりました。
これで、いざという時も、より安心して電気を使えるようになりました。
電気工事 停電時に電気が使えるように組替え
今回の蓄電池は、「特定負荷」と呼ばれる、停電時に予め決めた箇所の電気がつかえるタイプになります。
主に、リビングなどを停電時の電気の確保の場とし、照明、冷蔵庫などが使えようにすることが多いです。
特定負荷のよいところは、限られた箇所を停電時に使用するため、蓄電池の電気を使いすぎないようにすることができます。
必要な箇所に蓄電池から電気を送れるよう、こちらの分電盤を組替えます。
今回は、接続されている電気機器が少なかったため、下記の画像のテープで印字した回路を「特定回路」として、まとめて蓄電池から送れるように配線しました。
(最大出力に限界があるため、あまり多くの電気配線をつなぐことはできないため、通常は1~2回路分になります。)
となりには、蓄電池からと、通常の配線とを切り替えためのメンテナンススイッチを取付けています。
先ほどの「特定回路」は、蓄電池システムを経由して電気を送っているため、もし蓄電池システムに不具合があった場合も、今まで通り分電盤からの電気に切替えれるようにしています。
通常は操作することはありませんが、いざという時にご不便な状態にならないよう必ず必要になります。
災害時の備えをいち早くするためクラウドHEMSも設置
蓄電池は電気の備えと、太陽光発電の有効活用のためにあります。
その両方をより効率的に賢く制御してくれるのが「クラウドHEMS」です。
機器としては、一番右側のクラウドHEMS「JH-RVB1」を無線LANルーターに接続してインターネットに接続します。
クラウドHEMSと蓄電池を連携することで、気象予報の情報を取得して、停電の可能性が高い場合には、自動で充電をしてくれます。
さらに、発電量や蓄電池の情報をスマホやiPadなどでも確認できるようになります。
専用の機器とドローンで太陽光発電の点検
既設の太陽光パネルは何も問題がなければ20~30年と使用できます。
T様邸も18年お使いですので、蓄電池設置時に太陽光パネルに問題ないか専用の点検機器で点検させていただきました。
こちらは問題ありませんでしたので、発電も良好でした。
(↓点検のイメージ)
屋根の上のパネルもドローンを使用して安全に空撮。
パネルの割れなどないか確認しています。
蓄電池システムへのバージョンアップ工事は一日で完了
これでパワーコンディショナーを交換して、蓄電池システムへのバージョンアップ工事の完了です。
太陽光パネルで発電した電気も使えるようになりました。
今まで、8円/kWで売電していた電気も蓄電池に貯めれるようになったので、夕方、夜間も使えるようになり、より電気の自給自足、電気を余り買わない生活になりました。
小さな箱に、大きな安心が詰まっています。
工事は9時~14時で完了。
T様、これでいざという時も安心なお住まいになりましたね。
蓄電池システムの工事のご依頼いただき誠にありがとうございました。
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