エコキュートと電気温水器の大きな違いは「ヒートポンプ」という室外機の存在。
電気温水器からエコキュートに取り替える際に、ヒートポンプの設置場所に困ることがあります。
限られたスペースの場合、キャッチャーといわれる架台を使ってエアコンと一緒に二段置きにすることもできます。
ヒートポンプとエアコンを2段置きするパターン1:家の裏などスペースが限られてる
まず、電気温水器自体が、邪魔になりにくい、家の裏などに設置されてることがあります。
隣の家との間に、あまりスペースがなく、ヒートポンプの設置場所に困るときにエアコンと2段置きをすることがあります。
電気温水器の裏に設置されたエアコン。
この場所にヒートポンプを置ければいいのですが、エアコンを移設するのも別途工事が必要になります。
エアコンの位置はそのままでヒートポンプを設置するために、まずキャッチャーを組み立ててエアコンを設置。
上にヒートポンプを載せます。
キャッチャーはヒートポンプがエアコンよりも20Kgほど重いので、ヒートポンプに対応した頑丈なものを使う必要があります。
これで限られたスペースでもエアコンとヒートポンプの両方を設置することができました。
ヒートポンプとエアコンを2段置きするパターン2:駐車スペースを確保したい
家の前や、駐車場の近くに設置する場合も、車を止めるスペースを確保するために2段置きキャッチャーを使用することがあります。
ヒートポンプを置けるスペースがあっても、車を止めるスペースを圧迫するケースです。
その場合に、既存のエアコンと2段置きにすることで、スペースを広くとることができます。
エアコンの左右は窓があって、出入りの邪魔になるため、エアコンの上がちょうどいいスペースになっています。
キャッチャーを使ってヒートポンプと2段置きに。
エアコンの配管にゆとりがあれば、エアコンを上にして、ヒートポンプを下に設置することも可能です。
これで、今まで同じ駐車スペースを確保しながらヒートポンプを設置することができました。
ヒートポンプをエアコンみたいに屋根の上に置けないの?
ヒートポンプをエアコンみたいに屋根の上に置くことはできません(オススメしていません)。
エアコンと違い重量が約50kg~60kg近くあります。
規定上は、エコキュートのタンクと3mの高低差まではOKですが、屋根に対する負担も大きいことや、水平な面に設置することが基本ですので、屋根上はオススメしていません。
スペースがある離れたところには置けないの?
設置場所があれば、エコキュートのタンクとヒートポンプは離れたところでも設置は可能です。
最長は15mになります。
ただ、距離が遠くなった分だけ、放熱ロスも大きくなるため、できる限り近い場所をオススメしています。
遠くなった分だけ、「配管延長」+「電源線の延長」の費用も必要になります。
できるだけタンクとヒートポンプを近い場所に設置するのがオススメ
それぞれの住まいにより条件が異なり、一概には言えませんが、機器の効率化を考えるとなるべく近くに設置するのが理想的です。
ですが、適切な保温工事を行えば、それほど大きなロスにはならないので、毎日の使い勝手がいい場所に設置するのが望ましいです。
最低でも10年。
およそ15年前後は移動することはないので、できるだけ暮らしやすい場所を選んでください。
設置場所については、御見積りや現場調査の際に、お気軽にご相談ください。
その他、施工事例にも、いろいろな設置事例がございますので、ぜひご参考ください。
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